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本校は「アクティブラーニング」に積極的に取り組んでいます

日常の風景

 本校では「未来戦略」の一環として、「アクティブラーニング」に積極的に取り組んでいます。(アクティブラーニングについては、近松・高校教頭の記事『アクティブラーニングって何?』をご覧ください)。先日は教員向けの研修を行ったほか、国語や英語を中心に

授業に取り入れ、効果的な実施方法を探っています。

 

 本日は「一般社団法人 アクティブ・ラーニング協会」事務局、「Findアクティブラーニング」社 代表取締役社長の永井様にご来校いただき、本校の取り組みをご覧いただきました。

 

 2時間目は濱口先生の「国語総合」。平家物語の読解でアクティブラーニングを取り入れた授業を行いました。平家物語のクライマックスを生徒たちに考えさせながら授業が展開されました。正確に読み取るための文法の確認や登場人物の心の動きなど、矢継ぎ早に発問が続き、生徒はインプットと同時にアウトプットが求められます。アクティブラーニングというとグループ学習と思われがちですが、次々に問われることに対応することは「学びの活性化」にもつながると考えます。

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 3時間目は近松教頭の「古典(漢文)」。孟子の性善説を教材に、読解のポイントを確認しながらの授業を進め、一方的な「講義」ではなく、生徒の「気づき」を大切にし、課題をグループでまとめながら授業を進めました。

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 4時間目は英語です。服部先生の中学生の授業でした。先日実施された外部試験を教材に、タブレットとアクティブラーニングを併用しながら授業を展開しました。各グループで相談しながら英作文に取り組み、タブレットを使って、他のグループの英作文を見ながら授業を進め、ともに学び合う姿勢を育むように授業を進めました。

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 5時間目は中村先生の「国語総合」。『奥の細道』の冒頭部分を教材に、松尾芭蕉の旅に対する思いや文の構成などを気づかせながら、積極的な発表に結びつくように授業を展開しました。俳句を学ぶ上での基礎事項(季語・季節・主題)を踏まえ、対句表現などを織り交ぜながら、教材を深めるように授業が進んでいきました。

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 アクティブラーニングは最近いろいろな場面で耳にします。浜松開誠館はアクティブラーニングの重要性が話題になる前から、取り組んでいます。また「教科書を教える」ことは当然ですが、「教科書を使って多角的に教える」ことにも注力していきたいと考えています。今後アクティブラーニングを多くの教員が授業に取り入れ、新しい学力の柱とされる「思考力・判断力・表現力」養うように今後も積極的に実践して参ります。是非ともご覧ください。

 

 

 

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