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【私の高校時代】若手教員によるリレーコラム 服部貴哉先生

日常の風景

若手教員によるリレーコラム 【私の高校時代】今回は高1補佐 服部貴哉先生です

 私の高校時代は決して皆さんに誇れるものではありませんでした。私の母校は、本校のように生徒からすると規則が厳しい学校で、その中で私は決められたルールを守ることができない生徒でした。頭髪・生活検査では、毎回引っかかってしまい、生徒指導室へ行くと「服部、またお前か」と生徒指導部の怖い先生に何度も何度もご指導を受けた3年間の高校生活を送ってきました。学業やスポーツにおいても、常に上位層にいたわけではありません。そのような私が母校から推薦を受けて大学に進学できるわけがありません。したがって、大学入試は一般受験での実力勝負しか選択肢がありませんでした。以上が私の高校時代です。昨年秋に教育実習で母校を訪れた際には、「あの服部が来たのか」と多くの先生方が驚かれていました。3年間、様々な場面で迷惑をかけたので先生方の記憶に残っていたのでしょう。

 このように高校時代を振り返ると「後悔」の二文字が頭を過ります。その時の誘惑に負けずにルールを守って高校生活を送っていたら、もっと選択肢は拓けていたことでしょう。人生は選択の繰り返しだと思います。大きな決断をする際に、選択肢が無くて困るのではなく、選択肢が多くて困るほうが幸せではないでしょうか。皆さんには後者になってほしいと思います。日々の小さな選択が未来の大きな選択に繋がっています。一度、自分自身を客観的に見つめてみてください。後悔しない高校生活を!!

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