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第12回レワード杯浜松地区中学校野球大会 三回戦・準々決勝結果報告

野球

第12回レワード杯浜松地区中学校野球大会

【三  回  戦】与  進1-2開誠館 〇    【開】山田-鈴木(悠) 【二塁打】仲野、鈴木(悠)

【準々決勝】浜北北部1-0開誠館 ●  【開】山田-鈴木(悠)

 

【戦評:与進戦】

 前回の二回戦は打撃好調で大勝した。しかし、得てして次の試合は打てずに苦しむケースはよくある。振れていることでオーバースイングになってしまったり、力みにつながったりなど原因は色々考えられるが、今回の三回戦は、まさにそれにあたる苦しい試合だった。

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 三回裏、開誠館の攻撃。先頭の9番野中(三年:白脇小出身)が四球で出塁すると、盗塁、送りバンドで一死三塁とし、二番松下(習)(三年:白脇小出身)の時に、捕手がボールを少し右にはじいたのを見て三塁走者野中が生還、無安打で1点を先制した。

 四回表に同点に追いつかれた後の、五回裏、開誠館の攻撃。1番仲野(三年:豊田東小出身)が左中間にヒットを放ち、大きくオーバーランをとった後、与進のちょっとした中継の乱れを突いて二塁を奪った。無死二塁。二番松下(習)はしっかりと送りバンドを決め、一死三塁。そして3番馬場(三年:白脇小出身)がしぶとくセンター前にはじき返し、これが決勝点となった。

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 下河邉監督は常々「好投手から打って点を取って勝つのは難しい。だからこそ、守備と走塁が重要だ。」と言ってきた。この試合は守備では三塁手の安川(三年:白脇小出身)、捕手の鈴木(悠)(二年:新津小出身)、右翼手の松下(習)の好捕があり、チームとしても無失策で攻撃のリズムにつなげることができた。走塁では9番野中や仲野が相手守備のスキを突いた走塁を見せ、得点につなげた。練習で意識して取り組み、積み重ねてきたものを公式戦で見せることができたのは、夏に向けて大きな財産となった。

 一方で、準々決勝の浜北北部戦では、完封され、チームとして課題を残した。本番まであと一カ月。昨年度のチームの実績を超えられるよう、しっかりと練習を積み重ね、夏の大会での活躍を大いに期待するのである。

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