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校長ブログ:あきらめない心、響き合う主体性――高校総体静岡県予選を終えて

昨日、高校総体(インターハイ)静岡県予選の激闘が幕を閉じました。

​男子サッカー部の決勝戦、相手は静岡学園。

ピッチに立つ選手、ベンチ、そしてスタンドが一体となり、文字通り「チーム一丸」となって挑んだ決戦でした。

​前半は相手の猛攻を必死にこらえ、0対0の緊迫した展開。後半、相手に2点を先取されるという苦しい状況に追い込まれました。しかし、誰一人として下を向く者はいませんでした。最後の最後まであきらめず、泥臭くゴールを狙い続け、もぎ取った執念の1点。試合終了のホイッスルが鳴るその瞬間まで、若き血潮をたぎらせて走り抜く姿は、高校生らしい爽やかさと、何ものにも代えがたい感動に満ちていました。

​結果は惜敗。

しかし、ピッチで見せた彼らの「一生懸命」は、勝敗を超えて観る者すべての心を激しく揺さぶりました。

「浜松開誠館はなんて素晴らしい学校だ」

そう感じ、彼らのファンになった方が、昨日一日でどれほど増えたことでしょう。敗れはしましたが、あのピッチには間違いなく、私たちが誇るべき浜松開誠館の精神が生きていました。

​そしてもう一つ、胸が熱くなったのは、スタンドからの応援です。

選手たちに届けと放たれる声援、一糸乱れぬ応援には、ただの歓声ではない「心」がこもっていました。あのピッチとスタンドの強い絆こそが、私たちの大きな財産です。

​また、女子バスケットボール部も、浜松南高校との決勝戦を戦い抜きました。

コート上に溢れる凄まじい闘志。一歩も引かない強い気持ちで見事勝利を収め、静岡県大会10連覇という偉業を成し遂げてくれました。本当におめでとう。

今回の総体を通じて、私は改めて確信しました。

「一人ひとりの主体的な考えが重なり合ったとき、チームは真に強くなる」ということです。

​誰かに言われたから動くのではない。自分がどう動くべきか、チームのために何ができるかを一人ひとりが自律して考え、その思いが重なり、響き合ったときに、計り知れない爆発力が生まれます。サッカー部のあきらめない1点も、女子バスケット部の前人未到の10連覇も、その「主体性の掛け算」があったからだと考えます。

​みんな、本当にほんとうによく頑張りました。あなたたちは私の、そして浜松開誠館の大きな誇りです。

​日々、生徒たちに寄り添い、時に厳しく、時に温かく、彼らの主体性を信じて指導くださった顧問の先生方、本当にありがとうございました。日頃のファシリテートで与えた、多くの引き出しの中から、生徒たちが主体的に考え、何を活用していくのかをじっと見守る姿が素敵でした。

また、日頃から活動を支え、熱い応援を送り続けてくださる保護者の皆さま、地域の皆さまに心より感謝申し上げます。

​この熱い感動を胸に、私たちはこれからも、自ら考え、自ら歩むことのできる生徒たちを育んでまいります。

感動をありがとう。

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