【1回戦】岡崎1-12浜松開誠館(五回コールド)
【開】山田-縣 【本塁打】縣
【2回戦】蜆塚0-7浜松開誠館(五回コールド)
【開】山田-縣 【二塁打】久野
【準々決勝】浜北北部3-9浜松開誠館
【開】山田-縣 【三塁打】久野
【準決勝】中部丸塚5-11浜松開誠館
【開】山田、縣-縣、山田 【三塁打】縣、山田 【二塁打】縣、植田
【決勝】三方原笠井3-5浜松開誠館
【開】山田-縣 【三塁打】小林



【戦評】
8月下旬、新チームがスタートしたものの新人戦を迎えるまでの準備期間は短く、厳しい戦いは予想されていた。しかし、選手たちの練習を覗くと、一人一人がとにかく一生懸命で、三年生が残した大きな財産と伝統を受け継いで行くべく“開誠館のプライド”をもって取り組んでいるように見えた。
準決勝戦の中部丸塚戦では、序盤、不運な判定やミスがあり、試合の流れも悪く一時3-1と劣勢だったが、あきらめず最後まで全力で戦っていこうとする選手たちの気迫が、試合展開を大きく変え逆転勝利した。決勝戦でも5-1とリードして迎えた最終回、二死から2点を奪われ、なお二三塁。一打同点の大ピンチを迎えるも4人の経験豊富な二年生たちを中心に内外野から声を掛け合い、なんとか踏ん張って創部初となる三連覇を達成した。
このような光景は、過去何度も見てきた。ミスが出てもカバーする、みんなで声を掛け合い劣勢を跳ね返す、最後まで諦めない姿勢が必然とも言える奇跡を生む・・・。開誠館のプライドを持って戦うとは、こういうことなのかもしれない。
10月18日(土)から西部大会が始まる。まだまだチームは発展途上で伸びしろがある。新チーム発足から1カ月程度経過しているが、目に見えてチームは成長している。練習で鍛えて鍛えて鍛えてチーム力を上げていくのも開誠館の伝統であり、開誠館野球部のプライドでもある。西部大会では、もう一つ成長した姿を見せてくれるに違いない。
