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【浜松開誠館未来戦略】クエストエデュケーション

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本校が次年度より高校2年生で導入する「クエストエデュケーション」。中西・高校校長から紹介です。


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■本校は「クエストエデュケーション」を導入します

  [担当:高校校長 中西 孝徳] 

今後の社会が求める社会人基礎力は、「シミュレーション能力・コミュニケーション能力・ロジカルシンキング能力・ロールプレイング能力・プレゼンテーション能力」であると言われています。本校は徳育を中心に未来戦略を展開していきます。徳育は来年度から、クエストエデュケーションを高校2年全コースで実施します。ねらいは、徳育教育「Kcompass₍中学₎+7つの習慣J+クエストエデュケーション」と今までより深化した内容を展開していきます。クエストは思考力+判断力+表現力+協働性」を養うグループ学習です。「正解のない企業からのミッション」を自分たちで解き明かしプレゼンテーションする内容です。

 クエストは教育と探求社が打ち出しているものです。先日、メールマガジンで、初めてベトナムの学生がクエストに取り組んだイベントの紹介がありましたので紹介します。

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2015/12/8━━━━━━━━━━━■

                     「教 育 と 探 求」     Vol.53

     HP: http://www.eduq.jp/

     Facebook: http://www.facebook.com/educaquest

     Twitter: http://twitter.com/eduqpress

    ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

 メールマガジン「教育と探求」はクエストエデュケーションや探求型の学び、キャリア教育等に関心をお持ちの先生方や教育関係者、名刺交換をさせていただいた方に向けて新鮮かつ有効な情報を提供していくことを目的に発行しています。

 おはようございます。教育と探求社の宮地です。

 去る11月15日(日)、教育と探求社として初の海外イベント「Quest Career in HaNoi 2015」を開催しました。

 H.I.S.、クレディセゾン、大和ハウス、LIXILの企業人講師が、日本に関心の高いベトナムの学生に授業を行い、後半では、各企業から出された課題にチームで取り組み、プレゼンテーションを行うものです。

 経済成長著しいベトナムにおいて、将来に夢を持つ若者たちに、働くことや企業活動のダイナミズムを伝えることで、彼らのさらなる成長を支援すること。そして、日本企業の現地での採用活動や事業展開の基盤づくりをサポートし、日越双方の経済発展に貢献することがこのプロジェクトの目的です。

 当日は、会場となるタンロン大学に、ハノイ貿易大学ハノイ工科大学、その他、様々な大学や日本語学校から約300人の学生たちが集まってくれました。目を輝かせながら熱心に授業を聞き、企業からの課題を受け取った後は、活発なディスカッションが展開されます。企業の講師や担当者をつかまえては話し込む学生。ノートPCでガンガン検索をかけ、得た情報をすぐに仲間に共有する学生。模造紙を広げ、アイディアをまとめ、あっという間にスライドをつくり上げていくそのエネルギーは圧巻でした。

 そして最後は、自分たちが考えたオリジナルの企画を日本語でプレゼンテーションです。どのチームも、プレゼンの内容、日本語のうまさ、伝え方の巧みさは事前の予想を遙かに上回るものでした。

 しかし、彼らのアウトプットのすばらしさよりも、私の心を捉えたのは、交流会で彼らに質問をしたときの彼らの答えでした。

 「今日はどうだった?」「何が面白かった?」そう聞くと、以下のような答えが返ってきました。「自分たちが考えたことをみなで話し合い、ひとつのアイディアにまとめること、そしてそれを人に伝えることは、ほんとうに面白い。はじめてやったけど、めちゃくちゃ楽しかった!!」

 何人もの学生に聞きましたが、どの学生も表現こそ違えども、同じ内容の答えを、顔を輝かせながら次々に伝えてくれました。

 今回のイベントを実施できたことの喜びが溢れた出した瞬間でした。そして、私たちが10年かけて探求し、つくりあげてきた、このような学び方の価値が、如何に普遍的なものであるか、あらためて気づかされました。

 教育には発展段階があって、読み書きそろばん、知識教育があって、基礎学力が高まり、その後にはじめて正解のない探求型の学びに意識が開く。

 私は、これまでそのように考えていました。しかし、現実は違いました。探求型の学びに、教育のステージは関係ないのです。

 「自分の考えを述べ、仲間と語り合い、意見やアイディアをまとめ上げ、それを他者に向けて発信すること」これは、人間だれもが、自らの深い部分に持っている普遍的な喜びなのだと思いました。もっと深く、もっと楽しく、ひとりでも多くの若者たちに、老若男女に、探求の喜びとその価値を伝えなければならない。

 この会社の使命の大きさをあらためて胸に刻んだ日でした。

教育と探求社

宮地勘司

 

 

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