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高校生パーラメンタリーディベート大会静岡県大会出場(グローバルコース)

グローバル教育

2月6日(日)にオンラインで実施された英語ディベート大会にグローバルコース1年生、宮木千奈さん、三輪アロンさん、山本紗輝さん 3名が参加しました。結果は総合3位!全国大会出場への可能性を繋げました。

<ラウンド結果> 3勝1敗

ラウンド1:浜松開誠館-浜松北 ○

ラウンド2:浜松開誠館-浜松西 ×

ラウンド3:浜松開誠館-Swing(清水東) ○

ラウンド4:浜松開誠館-吉原  ○

<総合結果> 総合3位

優勝 加藤学園暁秀

2位 藤枝東

3位 浜松開誠館◎

*3月に開催される「HPDU第11回連盟杯全国大会」への出場権は、他県の結果を考慮して決定されます。 昨年は県4位までが全国大会に出場しています。

3人全員が英語ディベート未体験でした。パーラメンタリーディベートとは何か?から始まりました。専任ネイティブ教員と学びあいながら、日々練習を積み重ねました。ただ生徒たちが着実に力をつけていたことは、今回の結果を見ればわかります。みんなお疲れさま!

ネイティブ教員との練習風景 その1

【ディベート・チーフ(担当顧問)Mr. Schafferのコメント】

Debate has been a challenging blast! This year, for the first time ever, Hamamatsu Kaiseikan’s students competed in the prefectural Parliamentary Debate. First-year, high school students in the Global Course competed and successfully took third place! Working hard individually and with Japanese and native teachers, students have grown considerably in a short time. It’s been a great, motivating experience to heighten English studies, practice logical, critical thinking skills, as well as meet friends of similar interests. Not only are these debate activities fun, they’re also a great way to enhance skills invaluable for university life and working in global spheres. We’re proud and excited to see how far our students will go!

【ディベート・チーフ(担当顧問)影山先生のコメント】

『パーラメンタリーディベート』とは、与えられた論題に対し、肯定と否定チームに分かれ、各々のチームが第三者を説得させるディベートです。パーラメントとは英国国会を指し、洗練された形式に則って展開されます。英語での発信力は勿論、高い倫理的思考力、幅広い知識、プレゼン力、チーム内でのコミュニケーション能力が求められます。論題は、社会、政治、倫理、環境、国際問題など多岐にわたります。

本大会で本校のラウンドに実際に出されたmotion(論題)は、

・THBT high school students should not have boy/girl friends.

※(THBT=This House Believes That「本議会は…のものとする」)

・THW legalize organ transplant for profit.(利益のための臓器移植合法化の可否)

・THW prohibit corporations from accessing criminal record of job applicants.

(企業の、志願者の犯罪履歴へのアクセスの禁止)

・THBT tiger parenting does more harm than good for children.

(スパルタ教育は子どもに害を生ずる)

の4点でした。

大会に向けての準備は困難なものでした。英検準1級を持つ生徒がいるものの、英語の能力だけではパーラメンタリーディベートで評価されません。相手の理論の矛盾を指摘し、自チームの正当性を理由、例示を併せて説得力のある答弁をすることが求められます。本校の強みでもある、外国人教員3名VS生徒3名のフルセット練習や、要約・論破トレーニングなどを、放課後に繰り返しみっちり連取して参りました。生徒たちのやる気と力、そして練習環境が今回の勝敗を分けたものと思われます。

世界では、教育現場にてパーラメンタリーディベートが広く導入されています。ブレア元首相など政治家をはじめ、パーラメンタリーディベートの経験を活かし、多くの人々がグローバルに活躍されています。

今後も本校グローバルコースは幅広い活躍の場に向け、生徒の可能性を伸ばしていきます。応援して頂けましたら大変励みになります!

ネイティブ教員との練習風景 その2

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