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中学校長ブログ:期末テストのあとで

日常の風景

 7月に入り、あっという間に三日間の期末テスト週間を終え、中体連などの各種大会も本格化してきました。

先週はどの教科でも期末テストの返却が行われました。巡回すると一喜一憂する姿が廊下から見受けられました。

ホッとするのも束の間、10日(金)の午後には恒例の漢字検定を実施しました。

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本校では準会場として漢字検定を全員受験で実施しています。

各学年ごと取得目標級を設定し、それぞれの所持級に合わせて取り組みました。

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中学1年生は入学後初めての漢検でしたが、小学校時代にすでに上位級を取得している生徒もおりました。

結果が返ってくるのは夏休み中。取り組んだ成果が合格証となって帰ってくるかどうか…楽しみですね。

 

さて、台風接近の情報もありますが、ここ数日は梅雨というよりはもはや夏のような様相です。

校舎北側に広がる浜松城公園からは、早くもセミの鳴き声が聞こえてきます。

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今週に入り短縮日課も設定されるなど、生徒たちも徐々に近づく夏休みの予感に心躍るようです。

心理的には終了のホイッスルを待つ”ロスタイム”(空費時間)になりがちなこの時期ですが、逆にこのような時期を活用して、普段とは違う学びを実施しています。

 

今日は中学1年生の技術家庭科の授業の一環で、外部講師を招いて銅鏡づくりの鋳込み作業を行いました。

約1200℃に溶解した金属を各自が作成した型に流し込むというもので、金属の加工を学ぶ上でも非常に重要な体験的な授業として毎年行っています。

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残念ながら私は都合で一番の見どころでもある「鋳込み」を見届けることはできませんでしたが、生徒たちにとっては危険を正しく理解した上で教室を飛び出して行う授業はとても新鮮だったようです。

その他にも今週は外部講師を招いて思春期教室やグローバル講演会、さらに来週にはケータイ教室などを予定しています。

これらの授業や講演会は「学校は楽しく学ぶ場」という本校の教育理念の実践でもあります。

 

浜松開誠館中学校校長 永井 靖

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