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令和2年度浜松地区中学校新人総合体育大会野球競技の部 結果報告

部活動

令和2年度浜松地区中学校新人総合体育大会野球競技の部

【二回戦】都田1-8浜松開誠館(6回コールド) 

【開】杉本、長津-鈴木(陽)【三塁打】楠【二塁打】杉本、松原、長津、鈴木(心)

【三回戦】細江0-1浜松開誠館  【開】長津-鈴木(陽)

【準々決勝】高台1-0浜松開誠館 【開】細川、酒井、鈴木(心)-鈴木(陽)

※この結果、浜松開誠館中学校は5年連続8回目となる西部大会への出場権を獲得した。

【戦評:細江戦】

 非常に緊張感のある締まった試合となった。それは両チームの先発した投手がリズム良く打たせてとり、守備陣の失策も少なかったからである。どこのチームも新チーム最初の公式戦では経験不足からミスが多く出るものである。しかし、この試合では両チームの守備力が高く、お互い試合を通じてミックスアップしているようだった・・・。

 0-0で迎えた5回裏開誠館の攻撃。先頭の7番鈴木(心)(二年:豊田東小出身)が四球で出塁。その後、PBなどあって二死二塁となる。そこで1番松原(一年:浜松西小出身)がレフトに適時打を放ち先制。1-0。結局この一点が勝利打点となった。

 先発した長津(一年:可美小出身)は丁寧に打たせてとるピッチングをし、終わってみれば3四死球、無安打無得点試合の快挙を達成した。二年前、ボールの規格が代わり、打撃優位の傾向が見られる中、この無安打無得点は長津自身にとってもチームにとっても、とても価値のあるものとなった。守備陣の安定した守りがピッチングのリズムをつくり、リズム良く投げ込んだピッチングが守備陣の守りのリズムをつくったと言える。無安打無得点とは確かに長津個人の結果かも知れないが、その結果をもたらしたのはチームなのだと思う。野球は所詮、個人競技だという人もいるが、私はこれらのことを考えたとき、やっぱりチームスポーツなのだと改めて思うのである。

 この大会は準々決勝で敗退したが、二試合連続の無失策だった。新チームスタート当初は守備力の向上を大きな課題としてあげ、どこのチームよりも多くのノックを受けてきた。そんな自負が選手たちにはあったと思う。練習は嘘をつかないということを良い経験として実感できたに違いない。しかし、良い結果ばかりではなかったはずである。正しい練習を、そして正しく努力することを続けていくこと以外、個人として、チームとしての成長はあり得ないのである・・・。

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