開誠館ニュース

校長室だより: 「活気ある秋に向かって」(校長 三浦宏之)

 2学期が始まり、学校にもまた活気が戻ってきました。今年の夏は、全国にわたって、大変不安定な天候が続きましたが、家庭での生活や部活動、学習会など充実した体験も多かったことと思います。
 
 2学期と言えば、秋。まだまだ暑いとはいえ、気候もよく、勉強やスポーツ、読書、食欲など何をするにも良い季節と言われています。我々人間にとっても、心や体が一段と成長する季節だと思います。
 
 さて、自分が食べたものは消化吸収されて自分のエネルギーや身体の一部になっていきます。同じように、自分が読んだ本、聞いた話、見たものなどの体験経験は、頭に入り、自分の考えや感覚の基となっていきます。後者はいわば、頭や心への食料といえそうです。口から入る食べ物には、栄養とか塩分とかコレステロールとか結構神経を使っていますが、頭に入る物には、あまり神経を使っていない気がします。そこで毎日、口に入れる3食と頭に入れる1食をしっかり摂り、身体にも、また頭や心にも多くの栄養を摂取しながら、成長してほしいと思います。
 
 そしてさらに、この心地よい季節にじっくり自分を見つめることをしてみたらどうでしょう。自分というものを全て一度外に出して、それを見つめてみませんか。これが「自分を見つめる」ことであると思います。
 
 自分を客観視することは少し怖いことですが、自分は、どんな気持ちで、どんなことを、どのように話をしているのか。まだ、何をどのように書いて与えているのか。そしてそれが周りの人たちの耳や目からどのように入っていくのか。頭と心にどう影響を与えているのか、など、自分がどう見られているかとともに、自戒することもできそうです。
 
 秋の夜長を充実したひとときにしたいものです。
 
浜松開誠館中学校・高等学校 校長 三浦宏之