部活動

平成30年度西部地区中学校野球大会 優勝報告

平成30年度西部地区中学校野球大会

【決勝】丸塚(浜松)0-8浜松開誠館 【開】松下(歩)、森-鈴木(悠)【三塁打】松下(歩)

                   【二塁打】谷口、松下(歩)、本多(駿)、鈴木(悠)

※ これにより第10回文部科学大臣杯全日本春季軟式野球大会(2019年3月)、第49回静岡県中学選抜野球大会(2019年2月)、第20回静岡県新人軟式野球大会(2018年11月下旬~12月)への出場権を獲得した。

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【戦評】

 強豪、丸塚中との決勝戦。試合の入りがとても重要だった。今までの試合のように受け身で入るようなら、かなり苦戦すると思った。それだけ丸塚中は実力のあるチームだった。

 一回表、丸塚中の攻撃。1番打者に、いきなり痛烈な当たりを打たれるも、三塁手の氏原(二年:浜松北小出身)が反応良く好捕。サードライナーで一死をとった。次の2番打者が死球で出塁したことを考えると、この氏原の何気なくさばいたプレーはとても大きかった。その後、二死ながら三塁まで走者を進められたが、先発した松下(歩)(二年:入野小出身)は落ち着いて4番打者をファーストフライに打ち取って、まずまずのスタートを切ることができた。

 一回裏、開誠館の攻撃。1番谷口(一年:城北小出身)が失策で出塁した。一塁線にフラフラッと上がったフライで、フェアかファールか微妙なところだった。それでも谷口は一塁までしっかりと駆け抜けた。審判もフェアの判定。こんな当たり前のことと思うかもしれないが、打ち損じてフライが上がった時点で、一塁ベースまでしっかりと走らない選手は意外と多く見かける。打者には、打つ権利とベースまでしっかりと走らなければいけない義務がある。「やるべきことをしっかりとやる」とは、権利を生かし、義務を果たすことだと私は思う。谷口がやるべきことをしっかりとやって出塁したことは、試合の主導権を握る上で、とても重要になった。続く2番古山(二年:芳川小出身)も四球を選んでつなぎ、無死一二塁。3番本多(駿)(一年:飯田小出身)はレフトにタイムリーヒットを放ち、先制。理想的な試合の入りとなった。1-0。

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 三回表、丸塚中の攻撃。四球とヒットで無死一二塁のピンチを迎える。送りバントもしっかりと決められ、一死二三塁で中軸を迎えた。しかし、3番打者を捕手フライ、4番打者への代打をセンターフライに打ち取って、この試合最大のピンチを乗り切った。さほど高くも上がらず、真後ろに飛んだ難しいキャッチャーフライを鈴木(悠)(二年:新津小出身)が飛び込んで好捕できたことが大きかった・・・。

 四回裏、開誠館の攻撃。先頭の7番松下(歩)がライト線に痛烈な当たりを放ち、これが三塁打となって無死三塁。一死から9番鈴木(諒)(二年:砂丘小出身)がライトに犠牲フライを放ち2点目。好機を確実にものにし、試合の主導権をしっかりとつかんだ。

 六回裏の開誠館の攻撃は、4つの四球に3つの長打を絡め打者一巡の猛攻を見せた。この回に奪った6点で試合が決まった。最終回の丸塚の攻撃もリリーフした森(一年:浜松西小出身)が三人であっさりと仕留め、快勝した。

 浜松地区大会の決勝戦とは違って、選手たちは変に気負ったり、堅くなったりする様子はなかった。「さぁ、やるぞ」という意気込みだけが伝わってきた。試合の入り方、進め方、終わり方が完璧だったのは、試合前のチームの雰囲気が作り出したものなのかもしれない。公式戦を通じて大きく成長した姿を感じることができた試合だった。

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 閉会式の講評で、開誠館中学野球部の印象が次のように語られた。

 「グラウンド整備をしっかりとやり、挨拶や礼儀・マナーもしっかりとしている。外から見ていて応援したくなるチーム」だと。優勝できたことはもちろん嬉しいが、このような評価を外からしていただけたことは、開誠館野球部をつくってきた先輩たちの活動、保護者の協力、学校や関係者の協力、監督・コーチの指導、そして受け継がれてきた伝統を評価されたことでもあり、今現在、そのチームの一員であることを選手たちには堂々と胸を張って誇りに感じて欲しいと思った。この日の決勝戦は、OBや学校の先生方、保護者も多く駆けつけてくれた。しかし、これは当たり前のことではない。選手たちには感謝の気持ちを忘れず、もっともっと応援されるチームを目指し成長してもらいたいと思う。