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平成30年度浜松地区中学校夏季総合体育大会野球競の部 県大会出場決定報告

   平成30年度浜松地区中学校夏季総合体育大会野球競の部

【準々決勝】浜北北部3-0開誠館 ● 【開】山田-鈴木(悠)

【5位決定戦①】入野3-1開誠館 ● 【開】馬場-鈴木(悠) 【二塁打】山田

【5位決定戦②】浜名1-2開誠館 ○ 【開】山田-鈴木(悠) 【二塁打】山田

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【戦評:浜名戦】

 前日、二連敗し、その日に県大会出場は決められなかった。しかも、試合の内容、負け方が非常に悪かった。しかし、入野戦の終盤に谷口(一年:城北小出身)、本多(駿)(一年:飯田小出身)、本多(優)(一年:飯田小出身)らが必死のプレーで覇気のなかったチームに「喝」を入れ、最終回、入野をあと一歩まで追い詰めたことが救いだった。今回は負けたらすべてが終わる浜名戦。試合前の雰囲気は、前日とは打って変わってチームは活気を取り戻していた。

 浜名の先攻で試合は始まった。開誠館の先発山田(三年:浜松北小出身)は安定した立ち上がりを見せ、4回までに許した安打は1、奪三振8とほぼ完璧だった。

 攻撃は4回裏、四球で出塁した五番神田(二年:浅間小出身)を二塁におき、七番松下(習)(三年:白脇小出身)がセンター左にタイムリーヒットを放ち先制。5回表に同点とされるも6回裏、一死三塁から8番安川(三年:白脇小出身)が三遊間を鋭く抜き、勝ち越しに成功。これが決勝点となり、二年連続県大会出場を決めた。六回表には無死満塁の大ピンチを背負ったが、山田が気迫の投球を見せ相手打線を押さえ込んだ。守備陣も“出来て当たり前”の、ある意味難しいプレーを確実にこなし、ピンチをチーム一丸となって乗り切った・・・。

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 思い起こせば、昨年の7月下旬、新チームが発足した時には選手一人ひとりが荒削りで、夏季大会での県大会出場は、この時にイメージできなかった。しかし、努力して、努力して作り上げてきたチーム力で、今年の春には浜松ブロックの1位となる結果を出し、そして今夏、苦しみながらも県大会出場を決めた。このチームの最大の武器は、やはりチーム力なんだと改めて思い知らされた今大会だった。

 昨年の三年生が今のチームに託したモノ、それは県大会での勝利である。託されたモノを背負って戦うことも強さになると思う。勝利への執念を持って開誠館中学野球部の新たな歴史を作ってほしい・・・。

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平成30年度浜松地区中学校夏季総合体育大会野球競の部 三回戦結果報告

平成30年度浜松地区中学校夏季総合体育大会野球競の部

【三回戦】 与進3-4×開誠館 〇 【開】山田-鈴木(悠) 【本塁打】仲野 【二塁打】安川

 

【戦評】

 やはりドラマは最終回に待ち受けていた・・・。

 与進中、先攻で試合はスタートした。一回表、四球、WP、ヒットで一死一三塁のピンチを迎え、四番打者のセカンドゴロダブルプレー崩れの間に三塁走者がホームイン。早々に一点を先制される。

 一回裏、開誠館の攻撃。一番仲野(三年:豊田東小出身)が打った瞬間、それとわかるレフトフェンス越えの同点本塁打を放ち、立ち上がりの嫌なムードを断ち切る。その後、五番神田(二年:浅間小出身)の内野安打や二つの四球から無死満塁と攻め立てたがあと一本が出なかった。しかし、試合の入りとしては先制されてもすぐに同点に追いつき、さらにチャンスを作ったことで開誠館が序盤の試合の流れを掴むことになった。

 序盤の三回終了時点で1-1の同点だったが、開誠館が押していた。チャンスは作るものの、いい当たりが野手の正面に行ったり、内野手のファインプレーによって潰されており、少しツキがない感じだった。

 四回表、与進中の攻撃。先頭の四番打者が左中間に二塁打を放ち無死二塁。五番打者が送り一死三塁。六番打者が痛烈なセカンドゴロを放つが、セカンドの神田は難なく処理し、ワンステップで素早くバックホームした。コリジョンルールがあるため、捕手はホームベースの前で走路を開けて捕球し、滑り込んできた三塁走者にタッチしたがこれがセーフの判定。完全にアウトのタイミングだった。送球が少し右にそれたことで追いタッチになったことがセーフの判定をもたらしたのか・・・ツキのなさは少しずつ開誠館の流れを奪っていった・・・。

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 七回表、与進中の攻撃。一死から九番打者が四球で出塁。次の一番打者はレフト前安打を放ち一死一二塁のピンチを迎える。続く二番打者もレフト前安打を放ち、二塁走者は本塁へ突入。これを開誠館は正確な中継でホームタッチアウト。追加点を防いだ。二死一二塁。しかし、喜んでいたのも束の間で、次の三番打者にはレフト線にポテンヒットを放たれ、二塁走者がホームイン。3-1とリードを広げられた。しかし、そこで開誠館にとっては流れを引き寄せる大事なプレーが見られた。それは、一塁走者を二三塁間で挟みスリーアウト目を奪ったことだ。なぜなら、二塁打を放っている次の四番打者と勝負する必要がなくなり、さらにピンチのイニングの割には守りの時間が短く、最終回、攻撃に向かう体力や集中力を必要以上に奪われなかったからだ。そして何より何度も何度も練習で反復していたことが、ここ一番で相手の勢いを止めるプレーになった・・・。最終回、何かが起こる・・・。

 七回裏、開誠館の攻撃。先頭の八番安川(三年:白脇小出身)が右中間に二塁打を放ち出塁する。反撃ののろしだった・・・。続く九番野中(三年:白脇小出身)もセンター左に安打を放ち続いた。無死一三塁。そして、一番仲野のセンター前安打でまずは1点差に詰め寄り3-2。一死も取られず、三連打で一点差に詰め寄り中軸打線を迎える理想的な展開。押せ押せの流れがサヨナラの雰囲気を作り出していた。一死後、三番馬場(三年:白脇小出身)が死球で満塁。四番鈴木(悠)(二年:新津小出身)はフルカウントまで粘り、押し出し四球で3-3の同点。ついに追いついた。そして、この時、一瞬、与進中にスキが生まれた・・・。下河邉監督がこの隙を見逃すわけはなく、同じように五番神田もその隙を突いてサヨナラ安打で試合を決めたのである。

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 リードを広げられ迎えた最終回は、下位打線からの攻撃だった。代打の選択肢もあったと思う。しかし、下河邉監督は三年生の“思い”を信じ、代打を送らなかった。そして、三年生は監督の“信頼”に気持ちで答えた。二年半、監督と選手が本気でぶつかり合ってきたという固い絆が今回の勝因になったと思えてならない。

 監督は以前、私にこう言ったことがある。「選手がいくら体力や技術があっても本番で生かせられなければ試合には勝てない。本番で活躍できる選手を育てなければ・・・」と。その信念の元、だからこそ選手と本気でぶつかってきたのだと思う。今まさに選手が本番で思う存分、力を発揮しているところである・・・。

 次戦の準々決勝は7月14日(土)第2試合浜北北部中と対戦する。場所は天竜球場。勝って気持ちよく、二年連続県大会出場を決めようではないか。

平成30年度浜松地区中学校夏季総合体育大会野球競の部 二回戦結果報告

平成30年度浜松地区中学校夏季総合体育大会野球競の部

【二回戦】 中部4-6開誠館 〇  【開】山田、馬場-鈴木(悠) 【三塁打】馬場2、山田

 

【戦評】

 二年連続のシード権を勝ち取って臨んだ今夏初戦。相手は前日、舞阪中を6回コールドで勝ち上がって勢いになる中部中。苦しい戦いになることは想定されていたが、さらに“負けたら終わり”という重圧も夏の初戦には大きくかかってくる。開誠館にとっては、この初戦がどの試合よりも厳しい試合になると思った。力があるチームでも夏の初戦を勝つのはとても難しいと言われている。事実、高台や浜松北部などの実力校が初戦(二回戦)で敗退している。それだけ、三年生にとって二年半という積み重ねの時間は、いつも通りの動きをさせづらくしてしまうほど軽くないのだと思う。

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 1回表、開誠館の攻撃。一死から二番山田(三年:浜松北小出身)が四球で出塁し、三番馬場(三年:白脇小出身)がレフト前安打でつなぎ、一死一三塁。四番鈴木(悠)(二年:新津小出身)のサードゴロの間に三塁走者山田が生還し、早々に先制点を上げた。3回表にも二死から二番山田、三番馬場の連続安打で二点目を追加。2-0。本来ならば、二点先制、リードしている序盤は開誠館が試合の流れを掴んでいる状況なのだが、重苦しい空気を感じながら3回の裏、中部中の攻撃を迎える。

 3回裏、中部中の攻撃。先頭の九番打者から三人連続で四死球を与え無死満塁。三番打者にスクイズを決められ、一点を献上。続く四番打者はセンターに大飛球を放ったが、野中(三年:白脇小出身)が背走でギリギリ好捕し、三塁走者タッチアップで2-2の同点。

 5回表、開誠館の攻撃。一番仲野(三年:豊田東小出身)がレフト前安打で出塁し、二番山田の内野安打で無死一三塁。三番馬場がこの日二本目の三塁打をライト越えに放ち二点を勝ち越し。4-2。一死から五番神田(二年:浅間小出身)がサードゴロを放つも、三塁手がホームに悪送球で5-2。今度こそ“いい流れを”と思ったが、中部中の諦めない気持ちが、試合の流れを開誠館に掴ませなかった。

 5回裏、中部中の攻撃。先頭の一番打者がレフト前安打で出塁し、その後二本のヒットを集められ二点を奪われた。なおもピンチは続いたが、主戦の山田をリリーフした馬場が、七番打者を三振で仕留め何とか踏ん張った。5-4。

 7回表、開誠館の攻撃。先頭の二番山田がセンターオーバーの三塁打を放ち、無死三塁。一死から六番鈴木(諒)(二年:砂丘小出身)のサードゴロの間に三塁走者が生還。6-4。三度突き放した。いつもならこの一点で安心して最終回を迎えられるのだが今回はやはり違った。

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 7回裏、中部中の攻撃。先頭の二番打者をセカンドゴロに仕留め一死をとったが、続く三番打者がレフト前安打で出塁すると四番、五番に連続四球を出し一死満塁という大きな山場を迎えた。六番打者の結果次第でこの試合の勝敗がどちらに転ぶかが見えてくる。そう思った。注目の初球、馬場はストライクをスッととった。四球が続いた後の初球に打者の反応は確かになかったが、強攻してくることに疑うことはなかった。なぜならここから下位打線に入るからだ。二点差で満塁、六番打者ならこの打者の一振りに期待すると思う。あるいは四球が続いている投手なら押し出し四球も考えられる。一点差に詰め寄ってなお一死満塁が攻撃側の理想だろう。しかし、中部中はあの状況でスクイズを仕掛けてきた。もし仮に完全ノーマークでやられたとしたら、ミスの出る確率はグッと上がる。ましてやバウンドの弾み方やボールの転がる方向によっては慌ててしまう可能性も十分にあった。普通に処理したとしても一点差に詰め寄られ二死二三塁。一打サヨナラの場面という重圧が守備側にのしかかり、さらに一番嫌なのは試合の流れ、雰囲気がサヨナラの押せ押せになることで、下位打線の打者に力を与えてしまうことだ。あとあとそういうことを考えた時に、バッテリーがスクイズを外したという、ゾクッとするようなベンチワークがこの試合の勝因の一つだったのではないかと思うのである。

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 4回からリリーフしていた馬場は猛暑の中、打って、投げて、走ってと体力は限界だったと思う。何度となく膝に手をつくしぐさは私は初めて見る光景だったが、馬場にとっていかに過酷な状況であったかは、察するに十分すぎるほどだった。それでも馬場はマウンドに立ち続けた・・・。選手はもちろんのこと、あの場にいた開誠館の勝利を願っていた人たちみんな、『馬場、がんばれ。もう少しだ』と念じていたに違いない。私は、みんなのその思いに応えた馬場の気概に感服した。背番号の重みと責任を彼は背負ってプレーしているのだと改めて感じたのである。 

 次戦、7月7日(土)相手は与進中。厳しい戦いはまだまだ続くが『全力プレーあるのみ』だと思う。“自分たちのやってきたことを疑うな、信じろ” 彼らに、そうエールを送る・・・。

第12回レワード杯浜松地区中学校野球大会 三回戦・準々決勝結果報告

第12回レワード杯浜松地区中学校野球大会

【三  回  戦】与  進1-2開誠館 〇    【開】山田-鈴木(悠) 【二塁打】仲野、鈴木(悠)

【準々決勝】浜北北部1-0開誠館 ●  【開】山田-鈴木(悠)

 

【戦評:与進戦】

 前回の二回戦は打撃好調で大勝した。しかし、得てして次の試合は打てずに苦しむケースはよくある。振れていることでオーバースイングになってしまったり、力みにつながったりなど原因は色々考えられるが、今回の三回戦は、まさにそれにあたる苦しい試合だった。

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 三回裏、開誠館の攻撃。先頭の9番野中(三年:白脇小出身)が四球で出塁すると、盗塁、送りバンドで一死三塁とし、二番松下(習)(三年:白脇小出身)の時に、捕手がボールを少し右にはじいたのを見て三塁走者野中が生還、無安打で1点を先制した。

 四回表に同点に追いつかれた後の、五回裏、開誠館の攻撃。1番仲野(三年:豊田東小出身)が左中間にヒットを放ち、大きくオーバーランをとった後、与進のちょっとした中継の乱れを突いて二塁を奪った。無死二塁。二番松下(習)はしっかりと送りバンドを決め、一死三塁。そして3番馬場(三年:白脇小出身)がしぶとくセンター前にはじき返し、これが決勝点となった。

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 下河邉監督は常々「好投手から打って点を取って勝つのは難しい。だからこそ、守備と走塁が重要だ。」と言ってきた。この試合は守備では三塁手の安川(三年:白脇小出身)、捕手の鈴木(悠)(二年:新津小出身)、右翼手の松下(習)の好捕があり、チームとしても無失策で攻撃のリズムにつなげることができた。走塁では9番野中や仲野が相手守備のスキを突いた走塁を見せ、得点につなげた。練習で意識して取り組み、積み重ねてきたものを公式戦で見せることができたのは、夏に向けて大きな財産となった。

 一方で、準々決勝の浜北北部戦では、完封され、チームとして課題を残した。本番まであと一カ月。昨年度のチームの実績を超えられるよう、しっかりと練習を積み重ね、夏の大会での活躍を大いに期待するのである。

第12回レワード杯浜松地区中学校野球大会二回戦結果報告

第12回レワード杯浜松地区中学校野球大会

【二回戦】 新居1-8×(五回コールド)開誠館 〇  【開】山田-鈴木(悠) 

                          【本塁打】山田 【二塁打】仲野、谷口

 

【戦評】

 4月に新入生が入部し、二、三年生には、いい刺激となった一カ月だったと思う。練習試合でも選手交代は目まぐるしく行われ二、三年生は上級生としての結果を求められた。一年生は本気でレギュラー獲りを狙い、チーム内での競争は激しさを増した。そんな中で迎えた初の公式戦だった。

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 1回裏、開誠館の攻撃。二死から3番馬場(三年:白脇小出身)が死球で出塁すると、4番鈴木(諒)(二年:砂丘小出身)がレフト前安打、5番山田(三年:浜松北小出身)がセンター前安打を放ち、簡単に先制点をあげた。続く6番谷口(一年:城北小出身)もレフトオーバーの二塁打を放ち、さらに二点を追加したが、走者の本塁空過をアピールされ、このイニングは一点にとどまった。

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 3回表に新居に同点にされたが、4回裏の開誠館の攻撃が凄かった。一死から5番山田が左中間に本塁打を放ち勝ち越し、2-1。二死から7番鈴木(悠)(二年:新津小出身)、8番安川(三年:白脇小出身)、9番野中(三年:白脇小出身)の三連打で満塁とし、1番仲野(三年:豊田東小出身)がレフトオーバーの二塁打、2番松下(習)(三年:白脇小出身)がセンター前安打で続き、5連打で4点を挙げる猛攻を見せ、6-1。新居の選手たちに与えたダメージはかなり大きく感じた。

 5回裏にも6番谷口、8番安川の安打で二点を追加し、結局、11安打8得点五回コールドで圧勝した。

 この結果は、チーム内で切磋琢磨した結果であり、大きな意味を持つと思う。

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 三回戦は5月19日(土)第二試合、相手は与進中である。まだまだ発展途上のチームだけに、夏の大会に向けての大きな経験に次の試合もしてほしいと思う。

 

第35回全日本少年(中学)時之栖トーナメント軟式野球浜松ブロック大会結果報告

第35回全日本少年(中学)時之栖トーナメント軟式野球浜松ブロック大会

【1回戦】 雄踏0-9(5回コールド)開誠館 〇 【開】山田-鈴木(悠) 【二塁打】馬場

【準決勝】 高台3-2(延長8回 特別ルール)開誠館 ● 【開】山田-鈴木(悠)

 

【戦評:高台戦】

 勝てば二年連続で県大会出場が決まる大一番。相手は浜松支部の準決勝であたっている高台だった。前回は2-0と快勝しているが、チーム力は互角で、試合の展開次第で勝敗が決するような、当然気の抜けない相手である。

 4回表、高台の攻撃。3番打者がピッチャー強襲のヒットを放ち、無死一塁。4番打者が送りバンドをしたが、二塁へのフィルダースチョイスがあり無死一二塁。5番打者が送り一死二三塁。6番打者のファーストゴロの間に三塁走者がホームイン。1点を先制される。

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 開誠館は四球やヒット、盗塁などを絡めて再三にわたりチャンスを作ったが、あと一本が出ず6回終了まで得点をあげられず、1-0で最終回の攻撃を迎えた。

 7回裏、開誠館の攻撃。先頭の5番山田(三年:浜松北小出身)が四球で出塁し無死一塁。6番の鈴木(諒)(二年:砂丘小出身)がしっかり送り一死二塁。7番神田(二年:浅間小出身)がファーストへ進塁打を放ち、二死三塁で8番野中(三年:白脇小出身)を迎えた。打ち取られれば試合終了という場面で、野中はツーストライクと追い込まれながらもボールに食らいつき何度もファールで粘りを見せた。そして粘ること8球目、当たり損ねの打球がショートへ飛んだ。野中は一塁ベースに飛びつくようなヘッドスライディング。相手ショートも精一杯のプレーで一塁へ送球したが、間一髪セーフで内野安打。土壇場で追いついた。

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 8回からすぐに特別ルールが適用された。無死満塁からのスタートである。最終回に追いつき、打順も1番からの攻撃、特別ルールの戦いも浜松支部の予選で経験があることから試合展開、流れ、勢いは完全に開誠館にあると思った・・・。

 8回表の高台の攻撃は2点をあげ、3-1。最低限の所でおさまった。

 8回裏、2点を追う開誠館の攻撃。一死満塁から2番松下(習)がセンター右にタイムリーヒットを放ち3-2。一点差に詰め寄り、なおも満塁。3番、4番と中軸に任せる最高の形となった。お互い“負けられない”という強い気持ちがぶつかり合った見どころのある勝負となったが、結果、抑えられ惜敗した。

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 二年連続で春の県大会出場はならなかったが、チームの成長と課題が明確になり、収穫のある大会だったと思う。この後はレワード大会を挟んで夏の大会を迎える。新戦力としての一年生も入ってくる。お互いに切磋琢磨しチーム力をもっともっと向上させ、夏の大会に爆発してほしいと期待するのである。

平成30年 全日本少年軟式野球浜松支部予選大会優勝報告

平成30年 全日本少年軟式野球浜松支部予選大会

【準々決勝】 浜松北部0―4浜松開誠館(8回特別延長) 〇  【開】山田―鈴木(悠)

                               【二塁打】山田2、馬場

【準  決  勝】 高台0―2浜松開誠館 〇  【開】山田―鈴木(悠) 【二塁打】馬場

【決  勝】 中郡1-3浜松開誠館 〇  【開】馬場―鈴木(悠) 【二塁打】馬場

 

【戦評:対高台戦】

 前日行われた準々決勝で浜松北部を8回特別延長の末、4対0で勝利し、4月に行われるブロック大会に二年連続で出場を決めた。今日は順位決めということで選手たちのモチベーションが気がかりだったが、余計な心配はいらなかった。

 0対0で迎えた6回表、開誠館の攻撃。先頭の3番馬場(二年:白脇小出身)がライトオーバーの二塁打を放ち無死二塁。送りバンドが決まり一死三塁で、5番山田(二年:浜松北小出身)の時にパスボールがあり、まずは1点を先制した。その後、二死無走者となったが、6番野中(二年:白脇小出身)が四球で出塁すると、7番神田(一年:浅間小出身)、8番安川(二年:白脇小出身)の連続安打で二死満塁と再びチャンスを作り出した。そして9番鈴木(諒)(一年:砂丘小出身)が三連打となるタイムリーヒットをライトに放ち、2点目を奪った。

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 先発した山田は連投となったが、昨日と同じく抜群の安定感で打者をテンポよく打ち取り、3試合連続完封を達成した。打線も連日の好投手との対戦だったが、終盤に集中打が出て得点につなげ、投打のバランスがかみ合って勝利した。その勢いは次の決勝戦でも見られ、二年連続で春の浜松支部の1位となり、次のブロック大会へ出場することとなった。

 大会を通じてチームは成長を遂げた。しかし、それは新チーム発足当初から地道に積み重ねてきた一日一日が土台にあってのことだ。正しい練習の積み重ねはチームを強くしてくれる。公式戦に勝ち続けたことで成長を実感できたに違いない。

 次のブロック大会も勝ち抜くことは簡単ではないが、是非勝ち抜いて今年も県大会出場を果たしてほしい。越えなければいけない壁はその先にあるのだから・・・。

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平成30年 全日本少年軟式野球浜松支部予選大会三回戦結果報告

平成30年 全日本少年軟式野球浜松支部予選大会

【三回戦】 新津0―2浜松開誠館 〇  【開】山田―鈴木(悠) 【本塁打】馬場 【二塁打】仲野

 

【戦評】

 今大会も昨年の大会に引き続き、特大のホームランが飛び出し、それが決勝点となった。打った3番馬場(二年:白脇小出身)は打った瞬間、ホームランになることを確信し、右腕を高々と上げダイヤモンドを一周した。3回表に先制の好機を潰した後だけに、4回表に飛び出したこのホームランはとても価値ある一発となった。

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 3回表の開誠館の攻撃は、四球、ライト前ヒットで無死一二塁だった。次打者が初球、送りバンドの構えをした所、新津中の三塁手が二、三歩前に出てきたのを見て、二塁走者は次の二球目に単独で三盗を試みたが憤死。絶好の得点のチャンスを潰すことになった…。

 二塁走者は周りを見て判断ができる選手がゆえに起こしてしまったミスだと思う。相手の三塁手のスキのある動きにすぐに気づき、行動に移したのだと思う。

 この場合、単独で動くには成功率100%の確信が欲しい。無死の走者でしかも二塁走者。先制点をとって試合の流れを優位に進めたい。その絶好のチャンス。失敗は絶対に許されない。相手三塁手が前に出て三塁ベースが空いたとはいえ、二、三歩だったことを考えると、捕手からの送球を受けベースに十分戻れる距離。仮に三塁手が完全に前に突っ込んで行ってもピックオフや二塁牽制のフェイクの可能性も否定できないので、遊撃手の動きにも注意を払う必要がある。100%の確信を持つということはあらゆる可能性を潰してからでないと持つことはできない。それだけ慎重さが求められるのだ。しかし、今回の失敗はチームに大きな「経験値」としてプラスされるに違いない。

 5回表、開誠館の攻撃。一死二塁から1番仲野(二年:豊田東小出身)がレフトオーバーの二塁打を放ち2-0。貴重な追加点となった。ストレート1本に絞り、狙い澄ましたかのような痛烈な一撃だった。この二試合、特に感じることだが打撃で結果を出している選手は、打てるボールをしっかりと待って振っている。上下左右、厳しいボールをただやみくもに振り回している選手は結果が伴っていないと思う。冬場に振り込み、身につけた力を発揮するには、打てるボールを「積極的に待つ」姿勢が必要だろう。

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 先発した山田(二年:浜松北小出身)は7回を被安打3、7奪三振で完封した。力みがなくテンポの良い投球で、わずか二点差がセーフティーリードに感じられるほど安定感があった。先制した後の守りのイニングでは、捕手に「この回、大事だぞ」と声をかけるあたり、冷静さと内面的な成長を感じた。精神面で成長が見られると技術の向上や実戦においての結果が大きく変わってくる。開誠館の主戦として、今後ますますの活躍が期待できると思った。

 次の準々決勝の相手は浜松北部中。昨年の秋に県大会出場をかけた試合で、互角に戦ったが一振りに泣いた試合だった。ハードな戦いは当然、予想されるが、挑戦者として今まで取り組んできたことを積極的に見せて欲しいと思う。

  

平成29年度浜松地区中学野球ベストナインに4名選出

【受賞者】     

①牧大介(砂丘小出身) ⑥増谷匠馬(浜松東小出身) ④石野創大(瑞穂小出身) ②増田大和(浜松北小出身)

 

【受賞選手紹介】

①牧大介

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 開誠館の主戦として活躍。幾度となくチームを勝利に導いた。肘の使い方が上手で腕をしなるように投げ、切れのあるボールを投げ込むのが特徴。完全試合も達成しているが、私が一番印象深い試合として残っているのは創部初出場を果たした県大会一回戦。敗戦投手となった試合だったが、気迫の投球でマウンドに立ち続ける姿に感動すら覚えた。最終回、サヨナラを阻止してマウンドから降りてくる 姿に、投手の孤独さと過酷さを感じ、とても胸が熱くなった。高校でまた雄姿を見たいと思える選手の一人である・・・。

 

⑥増谷匠馬

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 中1の時に入部してきた増谷の最初のスイングを見て驚いたのを覚えている。とてもきれいなスイングで教える所が何一つないな、という印象だった。中3の時にはパワーも備わり、ある日、私はバッティングセンターで増谷が偶然打っているところを見て、最初、高校生が打っていると勘違いするほどだった。野球に真摯に向き合う姿は、他の選手の模範となり、チームにいい影響を与え続けたと思う。どんな選手に成長していくのか・・・今から楽しみの一つである。

 

④石野創大

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 石野の魅力はスピード感あふれるプレーである。捕ってからスローイングに移るまでの速さ、バットスイングの速さ、足の速さ・・・そして、優れた判断力を持った選手である。石野を見ていると、開誠館中学野球部OBの山下という選手と重なって見てしまう。大学進学後もそのスピードと判断力が評価され大学一年生の頃から活躍した選手だったが、石野にも持ち味のスピードに磨きをかけ活躍してほしいと思う。私自身、スピード感のない選手だったので、自分にないものを持っている選手に憧れや期待感を強く持ってしまうのである。

 

②増田大和

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 増田の魅力はやはり打撃センスのよさだろう。打撃技術は高く、それを証明した打席は、浜松支部予選大会の決勝で放った特大のホームラン。この一打の凄さは、インコース低めのボールをライト線に放ち、真っすぐそのまま切れずに飛んだことにある。普通なら切れてファールになってしまうところだが、高い打撃技術を証明するもの凄い一打だった。増田が打席に立つと何とかしてくれそうなそんな期待をさせてくれる選手で、私は増田の打席を毎回見るのが好きだった。高校でも見ている人たちを魅了する打撃をしてほしいと思う。

 

 昨年に引き続き、二年連続で開誠館中学野球部から浜松地区のベストナインが選ばれ大変誇らしく感じる。しかも今年度は4名も選出された。他の中学にも良い選手は多くいると思うが、技術だけではなく、野球に打ち込む姿勢や人間性、学校生活など様々な部分で一年間通じて周囲の方々が評価してくださったのだと思う。そこにこの賞の価値があると私は感じている。彼らが評価されるということは、すなわち開誠館中学野球部の活動が評価され、後輩たちにも大きな励みになる。この価値ある賞を来年度もまたもらえるように頑張ってほしいと思う。

 

平成30年 全日本少年軟式野球浜松支部予選大会二回戦結果報告

平成30年 全日本少年軟式野球浜松支部予選大会

【二回戦】 庄内3―10×(六回コールド)浜松開誠館 〇 【開】山田―鈴木(悠) 

                              【本塁打】山田2【二塁打】馬場、神田

【戦評】

 昨年はこの大会で優勝し浜松支部1位としてブロック大会に進出。ブロック大会でも優勝し創部初の県大会出場を決めた思い出深い大会である。目標はもちろん連覇。この二回戦は10-3のコールド発進で好スタートを切った・・・と言いたいところだが、内実苦しかった。「負け試合でした」試合終了後の下河邉監督の第一声がそれを物語っていた・・・。

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 1回裏、開誠館の攻撃。二番松下(習)(二年:白脇小出身)がセンター前にクリーンヒットを放ち出塁するも後続が断たれ無得点。庄内の先発投手は右のスリークォーターだが、クセ球でクイックを織り交ぜながら投げてくるので、打者が的を絞りにくそうだった。ハマると厄介だな、という印象とともに苦戦するかもしれないという予感すら感じるほどだった。

 2回表、庄内の攻撃。五番打者がライトフェンスオーバーのソロ本塁打を放ち先制される。さらに4回表にはショートゴロのイレギュラーヒットで出塁した走者を一塁に残し、またもや五番打者がセンターにランニング本塁打を放ち、3-0と大きく差を開かれてしまう。試合の流れ、勢いはもちろん庄内にあり、ツキのなさも感じざる得ない展開。開誠館の選手たちが焦りを感じながらプレーをしていくことになれば、まさに“ハマった”負け試合となる。

 4回裏、開誠館の攻撃。先頭の三番馬場(二年:白脇小出身)が一塁線を抜く鋭い打球を放ち、無死二塁。この馬場の打席は、みんなが「嫌な空気を変えてくれ」と期待していた打席だったと思う。その思いに応える見事な一打となった。みんなの思いが込められたプレーが生まれたのだから、このイニングに是が非でも点を取らなければ・・・そう思った。

 二死二塁となって六番野中(二年:白脇小出身)。ボテボテのショートゴロだったが、一塁にヘッドスライディング。内野安打をもぎ取った。気持ちのつながりが打線のつながりを生む。そして、二死二三塁から七番神田(一年:浅間小出身)が右中間を抜く二塁打で二点を返し、3-2。みんなの思いで、作り出したこの二点は6回裏の開誠館の猛攻撃の布石となる。

 5回表、6回表の庄内の攻撃をいずれも三者凡退で簡単に終わらせた。流れは完全に開誠館にあった。

 6回裏、開誠館の攻撃。残り二イニングでチャンスは必ずある。そう思っていた所に5番山田(二年:浜松北小出身)がライトに同点本塁打を放った。ベンチにいた選手たちが山田にアドバイスを送った直後だった。ベンチにいた選手たちが正しいアドバイスを送り、そのアドバイスを信じ実践する。これぞチーム力ではないか・・・。そして、ここから猛攻が始まった。 一死から7番神田がレフト前にヒットで出塁。8番安川(二年:白脇小出身)が四球、暴投で二三塁。9番鈴木(諒)(一年:砂丘小出身)がスクイズで、三塁走者、神田の好スライディングもあり、ホーム、一塁ともにセーフで4-3の勝ち越し。1番仲野(二年:豊田東小出身)のサード前セーフティーをサードが一塁へ暴投で5点目。二番松下のセンター前ヒットで二点を追加し7点目。三番馬場のセンター前ヒットで8点目。そして打者一巡し、五番山田のこのイニング二本目の本塁打がライトにツーランホームランとなり10-3。コールドゲームが成立した。

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 チーム作りにおいて監督がこだわっているものの一つにチーム内の「会話」がある。サイレントで試合をさせたこともあった。選手たちは会話のない窮屈さを感じたと思う。会話をすることでチーム内の意思の確認や統一、気持ちのつながりを生む。それがチームのまとまりとなり、力として発揮される。取り組んできたことが結果となって表れた試合だった・・・。

 次戦の三回戦は3月10日(土)第二試合目。相手は新津中で場所は天竜中グランドで行われる。取り組んできたことはまだまだあるが、一つひとつ成長した姿として見せてほしいと思う。