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中学野球

平成30年度西部地区中学校野球大会 優勝報告

平成30年度西部地区中学校野球大会

【決勝】丸塚(浜松)0-8浜松開誠館 【開】松下(歩)、森-鈴木(悠)【三塁打】松下(歩)

                   【二塁打】谷口、松下(歩)、本多(駿)、鈴木(悠)

※ これにより第10回文部科学大臣杯全日本春季軟式野球大会(2019年3月)、第49回静岡県中学選抜野球大会(2019年2月)、第20回静岡県新人軟式野球大会(2018年11月下旬~12月)への出場権を獲得した。

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【戦評】

 強豪、丸塚中との決勝戦。試合の入りがとても重要だった。今までの試合のように受け身で入るようなら、かなり苦戦すると思った。それだけ丸塚中は実力のあるチームだった。

 一回表、丸塚中の攻撃。1番打者に、いきなり痛烈な当たりを打たれるも、三塁手の氏原(二年:浜松北小出身)が反応良く好捕。サードライナーで一死をとった。次の2番打者が死球で出塁したことを考えると、この氏原の何気なくさばいたプレーはとても大きかった。その後、二死ながら三塁まで走者を進められたが、先発した松下(歩)(二年:入野小出身)は落ち着いて4番打者をファーストフライに打ち取って、まずまずのスタートを切ることができた。

 一回裏、開誠館の攻撃。1番谷口(一年:城北小出身)が失策で出塁した。一塁線にフラフラッと上がったフライで、フェアかファールか微妙なところだった。それでも谷口は一塁までしっかりと駆け抜けた。審判もフェアの判定。こんな当たり前のことと思うかもしれないが、打ち損じてフライが上がった時点で、一塁ベースまでしっかりと走らない選手は意外と多く見かける。打者には、打つ権利とベースまでしっかりと走らなければいけない義務がある。「やるべきことをしっかりとやる」とは、権利を生かし、義務を果たすことだと私は思う。谷口がやるべきことをしっかりとやって出塁したことは、試合の主導権を握る上で、とても重要になった。続く2番古山(二年:芳川小出身)も四球を選んでつなぎ、無死一二塁。3番本多(駿)(一年:飯田小出身)はレフトにタイムリーヒットを放ち、先制。理想的な試合の入りとなった。1-0。

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 三回表、丸塚中の攻撃。四球とヒットで無死一二塁のピンチを迎える。送りバントもしっかりと決められ、一死二三塁で中軸を迎えた。しかし、3番打者を捕手フライ、4番打者への代打をセンターフライに打ち取って、この試合最大のピンチを乗り切った。さほど高くも上がらず、真後ろに飛んだ難しいキャッチャーフライを鈴木(悠)(二年:新津小出身)が飛び込んで好捕できたことが大きかった・・・。

 四回裏、開誠館の攻撃。先頭の7番松下(歩)がライト線に痛烈な当たりを放ち、これが三塁打となって無死三塁。一死から9番鈴木(諒)(二年:砂丘小出身)がライトに犠牲フライを放ち2点目。好機を確実にものにし、試合の主導権をしっかりとつかんだ。

 六回裏の開誠館の攻撃は、4つの四球に3つの長打を絡め打者一巡の猛攻を見せた。この回に奪った6点で試合が決まった。最終回の丸塚の攻撃もリリーフした森(一年:浜松西小出身)が三人であっさりと仕留め、快勝した。

 浜松地区大会の決勝戦とは違って、選手たちは変に気負ったり、堅くなったりする様子はなかった。「さぁ、やるぞ」という意気込みだけが伝わってきた。試合の入り方、進め方、終わり方が完璧だったのは、試合前のチームの雰囲気が作り出したものなのかもしれない。公式戦を通じて大きく成長した姿を感じることができた試合だった。

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 閉会式の講評で、開誠館中学野球部の印象が次のように語られた。

 「グラウンド整備をしっかりとやり、挨拶や礼儀・マナーもしっかりとしている。外から見ていて応援したくなるチーム」だと。優勝できたことはもちろん嬉しいが、このような評価を外からしていただけたことは、開誠館野球部をつくってきた先輩たちの活動、保護者の協力、学校や関係者の協力、監督・コーチの指導、そして受け継がれてきた伝統を評価されたことでもあり、今現在、そのチームの一員であることを選手たちには堂々と胸を張って誇りに感じて欲しいと思った。この日の決勝戦は、OBや学校の先生方、保護者も多く駆けつけてくれた。しかし、これは当たり前のことではない。選手たちには感謝の気持ちを忘れず、もっともっと応援されるチームを目指し成長してもらいたいと思う。

  

平成30年度西部地区中学校野球大会 決勝戦進出報告

平成30年度西部地区中学校野球大会

【二回戦】 桜ヶ丘(小笠)4(特別延長1-1)9浜松開誠館 〇 【開】松下(歩)、森-鈴木(悠)

                                【三塁打】松下(歩)                                

【準々決勝】福 田(磐周)1-2×浜松開誠館 〇 【開】松下(歩)、森-鈴木(悠)【二塁打】本多(駿)、本多(優)

【準決勝】 豊 岡(磐周)1-2   浜松開誠館 〇 【開】松下(歩)、森-鈴木(悠)【二塁打】本多(優)2

 ※これにより、浜松開誠館は創部初となる静岡県新人野球大会への出場権を獲得した。

【決 勝】 日時:11月3日(土)9:00 場所:天竜球場 対戦校:丸塚中学(浜松)

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【戦評:豊岡戦】

 二回戦、準々決勝は接戦をものにした。そして、今回もかなりきわどい試合となった・・・。 

 3回表、豊岡中の攻撃。四球とレフト前ヒットなどで一死一三塁のピンチを迎える。続く2番打者にはエンドランを決められて1点を先制された。

 3回裏、開誠館の攻撃。二死ながら四球で出塁した走者を一二塁に置き、4番本多(優)(一年:飯田小出身)がレフトに大飛球を放った。豊岡中のレフトは一旦、打球に追いつくもグラブに当てて落球し、その間に二人の走者が生還。2-1と逆転し、そのまま逃げ切った。

 またまた逆転勝利を呼び込み、これで3試合連続となる。新人戦から数えると、合計8試合消化し、5試合逆転勝ちをしたことになり、驚異の逆転率である。

 選手たちの様子を見ていると、例えミスが出たとしても暗くならず、一生懸命プレーをしている。落ち込んだり、ミスしたプレーを引きずりながらやっているようには見えない。だからこそミスを取り戻すべく打撃で貢献したり、好プレーが生まれる。選手同士お互い声を掛け合い、いい雰囲気をつくれているのではないだろうか・・・。そう考えると、“奇跡の逆転勝利”をもたらしているのは、やはりチーム力なのだと思う。

 決勝は浜松勢対決となる。相手の丸塚中は、前評判通りの実力を発揮して勝ち上がったきた強敵であるが、チーム力勝負でいい試合をして欲しいと思う。

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平成30年度 浜松地区中学校新人総合体育大会野球競技の部 決勝戦結果報告

平成30年度 浜松地区中学校新人総合体育大会野球競技の部

【決 勝】三ヶ日3-1浜松開誠館 ● 【開】松下(歩)、森-鈴木(悠)

※ 10月20日(土)から行われる西部大会へ浜松地区2位として出場が決定

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【戦評】

 序盤からがっぷり四つの試合だった。開誠館の先発松下(歩)(二年:入野小出身)は、4回1失点で、準決勝と同じく、終始安定した投球を見せ、試合をしっかりとつくり、先発投手としての責任を果たした。

 試合は中盤、4回から動き出す。

 4回表、三ヶ日の攻撃。二つのヒットと犠牲フライ二つでそつなく先制される。積極的な走塁が三ヶ日にとってプラスに働いた。

 先制された直後の4回裏、開誠館の攻撃。一死から二つの四死球で出た走者を一二塁に置き、5番本多(駿)(一年:飯田小出身)が鋭くセンター前に弾き返し、同点とする。これから後半戦に向かっていく中で、いい流れだった。

 5回表、三ヶ日の攻撃。8番打者が四球で出塁すると、ボーク、WPで無死三塁のピンチを迎える。9番打者には追い込んでいながらも、しぶとくセンター前に弾かれ、2-1とすぐさまリードを許してしまう。7回表にも失策で出した二塁走者が1番打者のレフト前のポテンヒットで3点目のホームを踏む。3-1。

 7回裏の開誠館の攻撃は、6番鈴木(悠)(二年:新津小出身)からだった。鈴木(悠)は気迫を見せ、内野安打で出塁。無死一塁。一死後、代打赤尾(一年:竜禅寺小出身)がセンター左にヒット性の打球を飛ばすも、三ヶ日のセンターに地面すれすれに落ちそうな所でダイビングキャッチされ、万事休す。そのまま試合は終了した。

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 お互いの気持ちが試合の中で随所に見られたいい試合だった。試合後の講評では、三ヶ日の勝因は「守備力にあったのではないか」という話があったが、その通りだと思う。ここぞという場面では、投手に封じ込まれ、野手に好捕された。流れをモノにできそうな場面は何度かあったが、ことごとく止められた。完敗だった・・・。

 今週末から西部大会が始まる。多くの実力校が集うハイレベルの戦いになる。道は険しいが、一つ一つ課題をクリアしながら勝ち上がり、西部大会決勝で借りを返したいモノである。

 

 

 

平成30年度 浜松地区中学校新人総合体育大会野球競技の部 結果報告

平成30年度 浜松地区中学校新人総合体育大会野球競技の部 

【二  回  戦】麁玉0-6浜松開誠館 〇 【開】赤尾、森-鈴木(悠)【二塁打】谷口、神田

【三  回  戦】雄踏2-5浜松開誠館 〇 【開】松下(歩)、森-鈴木(悠)

                   【本塁打】本多(優)【二塁打】本多(駿)、松下(歩)

【準々決勝】入野1-4浜松開誠館 〇 【開】赤尾、森-鈴木(悠)【三塁打】森

【準  決  勝】舞阪1-2浜松開誠館 〇 【開】松下(歩)、森-鈴木(悠)【三塁打】鈴木(諒)

※【決勝戦】日時:10月13日(土)9時30分試合開始 場所:浜松球場 対戦校:三ヶ日中学

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【戦評:舞阪戦】

 前日に3年連続西部大会出場を決めて臨んだ準決勝。今回、決勝戦進出をかけて舞阪中と対戦した。

 舞阪中先攻で試合は始まった。開誠館の先発は主戦、松下(歩)(二年:入野小出身)。初回、一死から二番打者にヒットを許したものの、三番打者を投手フライに打ち取り二死。この時、一塁走者が飛び出しておりダブルプレー。落ち着いたスタートだった。二回表には一死満塁からセカンドゴロダブルプレー崩れの間に一点は献上したものの、イニングの先頭打者を一度も出塁させず、試合の流れを作り上げ、主戦としての存在感を充分見せてくれた。

 一方、攻撃陣は舞阪中の投手に苦しめられ、4回まで出塁した走者は失策の一人のみ。ほぼ完璧に押さえられていた。しかし、5回裏、先頭の五番神田(二年:浅間小出身)がセンター右にチーム初安打で出塁すると、相手バッテリーのミスを突き三塁へ進塁。無死三塁で六番鈴木(悠)(二年:新津小出身)を迎えた。鈴木(悠)は甘く入った変化球をセンターへ弾き返し同点。その後、八番氏原(二年:浜松北小出身)の送りバンドなどもあり、二死ながら得点圏に走者を進めた。そして九番鈴木(諒)(二年:砂丘小出身)が左中間を真っ二つに破る適時三塁打を放ち、この一点を最後まで守り逃げ切った。

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 新人戦においては初となる決勝進出。ここまで楽な試合は一度もなかった。ピンチをしのぎ、少ないチャンスをモノにし粘りの野球で勝ち上がってきた。新人戦らしく、ミスも出やすいが、その後のフォローを全員でやれている所にこのチームの強さがあるのではないだろうか・・・。しかし、その強さは、このチームになってから初めて見たものではない。前のチームも前の前のチームも、前の前の前のチームでもその光景を目にしてきた・・・。そう考えると、このチームの強さは受け継がれてきた良き伝統なのかもしれない。

 

第15回しずおか中学軟式野球クラブ大会優勝報告

  第15回しずおか中学軟式野球クラブ大会

【準々決勝】福田中クラブ(福田) 0-1浜松開誠館 【開】森-鈴木(悠)

【準  決  勝】アドバンスBBC(岐阜)1-2浜松開誠館 【開】森-鈴木(悠)

【決  勝】西益津・高洲中クラブ(藤枝)4-9浜松開誠館 【開】松下(歩)、赤尾-鈴木(悠)

                             【本塁打】本多(駿)【二塁打】谷口、鈴木(諒)2、赤尾

 

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【総括】

 多くのクラブチームが三年生を中心に出場するこの大会であるが、開誠館は新チーム最初の公式戦として臨み、見事、初優勝を遂げた。5試合中、3試合が一点差ゲームで2試合は逆転勝ちだった。攻撃、守備ともにミスも出たが、辛抱して粘って「みんな」で戦った結果だと思う。5試合の中で、ベンチに控えていた三年生が“勝ち方”を示してくれた試合もあった。9月からはじまる新人戦に向けて、チームとしていい経験になったと思う。この経験を生かしながら、さらなるチーム力の底上げを期待したい。

 

 

第15回しずおか中学軟式野球クラブ大会一、二回戦結果報告

第15回しずおか中学軟式野球クラブ大会

【一回戦】桜井クラブ(愛知) 3-5開誠館 【開】松下(歩)、森-鈴木(悠)【二塁打】谷口、神田

【二回戦】城東中クラブ(大東)4-5開誠館 【開】赤尾、森-鈴木(悠)【二塁打】本多(駿)、神田、赤尾

 

 新チームがスタートし、最初の公式戦が今回のクラブ大会である。

 一回戦の桜井クラブでは六回表に先頭の鈴木(爽)(一年:篠原小出身)が四球を選び出塁し、そこから谷口(一年:城北小出身)、赤尾(一年:竜禅寺小出身)、松下(歩)(二年:入野小出身)の三連打が生まれた。さらに神田(二年:浅間小出身)、鈴木(悠)(二年:新津小出身)らが安打を放ち、集中打で一挙5点を奪い快勝した。

 二回戦の城東中クラブにおいても、五回裏に赤尾、谷口、神田らが安打を連ね、太田(二年:浅間小出身)や本多(駿)(一年:飯田小出身)らも四球を選んでチャンスを広げ3点を奪った。1イニングの複数得点は一人ひとりのつなぐ意識から生まれたものだと思う。

 新チームスタートということもあり、ミスも多く出た。だからこそ、みんなでカバーすればいい。今回、試合に出場する機会がなかった選手も当然、その“みんな”に含まれる。すべては「チームのために」自分が出来ることを精一杯考え、やれることをやる。そのようなチームの体質が攻撃における「つなぐ意識」を持たせるのではないだろうか・・・。これは三年生が残してくれた一つの財産だと私は思う。

 次戦、準々決勝は8月4日(土)第一試合。場所は可美公園。福田中クラブ(福田)との対戦。新チームにとって、いい経験となるような試合をして欲しい・・・。

 

第71回静岡県中学校総合体育大会軟式野球の部 結果報告

第71回静岡県中学校総合体育大会軟式野球の部

【一回戦】 御殿場市立富士岡中学校1-4浜松開誠館 【開】山田-鈴木(悠) 【三塁打】本多(駿)

【二回戦】 袋井市立周南中学学校 4-2浜松開誠館 【開】山田-鈴木(悠) 【三塁打】神田

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【戦評:富士岡戦】

 二年連続県大会出場を果たし、まずは初勝利を目標に臨んだ初戦。相手は駿東地区の1位で強豪の富士岡中学校だった。

 先発した山田(三年:浜松北小出身)は、初回からストライクを先行させテンポよく投げ込み、三安打一失点の完投で安定した投球だった。

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 攻撃は1-1の同点で迎えた6回裏、一死から二番山田がセンター前安打を放ち出塁。盗塁後、一死二塁から三番馬場(三年:白脇小出身)が三遊間を抜く安打で一死一三塁と勝ち越しのチャンスを作った。二死後、五番神田(二年:浅間小出身)が四球を選び、二死満塁。そこで代打本多(駿)(一年:飯田小出身)が右中間を真っ二つに破る走者一掃のタイムリー三塁打を放ち4-1と勝ち越し、そのまま逃げ切った。

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 つないでつないで作ったチャンスをものにした形だった。また、代打で出ていって、いきなり結果を出すことは非情に難しいことだが、ベンチが作り上げた押せ押せの雰囲気が、本多(駿)を後押ししたと思う。チームのために、選手みんなが一丸となって攻撃した素晴らしいイニングだった・・・。開誠館はこの“チーム力”を武器にここまで勝ち上がってきた。そして県大会初勝利という新たな歴史を作ったのである。

 二回戦は翌日、磐周地区1位の周南中学校との対戦だった。序盤、二点を先行され苦しい展開だったが、4回に追いつく粘りを見せた。しかし、あと一歩及ばず4-2の惜敗。三年生たちは、さらなる高みを新チームに託すこととなった・・・。

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平成30年度浜松地区中学校夏季総合体育大会野球競の部 県大会出場決定報告

   平成30年度浜松地区中学校夏季総合体育大会野球競の部

【準々決勝】浜北北部3-0開誠館 ● 【開】山田-鈴木(悠)

【5位決定戦①】入野3-1開誠館 ● 【開】馬場-鈴木(悠) 【二塁打】山田

【5位決定戦②】浜名1-2開誠館 ○ 【開】山田-鈴木(悠) 【二塁打】山田

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【戦評:浜名戦】

 前日、二連敗し、その日に県大会出場は決められなかった。しかも、試合の内容、負け方が非常に悪かった。しかし、入野戦の終盤に谷口(一年:城北小出身)、本多(駿)(一年:飯田小出身)、本多(優)(一年:飯田小出身)らが必死のプレーで覇気のなかったチームに「喝」を入れ、最終回、入野をあと一歩まで追い詰めたことが救いだった。今回は負けたらすべてが終わる浜名戦。試合前の雰囲気は、前日とは打って変わってチームは活気を取り戻していた。

 浜名の先攻で試合は始まった。開誠館の先発山田(三年:浜松北小出身)は安定した立ち上がりを見せ、4回までに許した安打は1、奪三振8とほぼ完璧だった。

 攻撃は4回裏、四球で出塁した五番神田(二年:浅間小出身)を二塁におき、七番松下(習)(三年:白脇小出身)がセンター左にタイムリーヒットを放ち先制。5回表に同点とされるも6回裏、一死三塁から8番安川(三年:白脇小出身)が三遊間を鋭く抜き、勝ち越しに成功。これが決勝点となり、二年連続県大会出場を決めた。六回表には無死満塁の大ピンチを背負ったが、山田が気迫の投球を見せ相手打線を押さえ込んだ。守備陣も“出来て当たり前”の、ある意味難しいプレーを確実にこなし、ピンチをチーム一丸となって乗り切った・・・。

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 思い起こせば、昨年の7月下旬、新チームが発足した時には選手一人ひとりが荒削りで、夏季大会での県大会出場は、この時にイメージできなかった。しかし、努力して、努力して作り上げてきたチーム力で、今年の春には浜松ブロックの1位となる結果を出し、そして今夏、苦しみながらも県大会出場を決めた。このチームの最大の武器は、やはりチーム力なんだと改めて思い知らされた今大会だった。

 昨年の三年生が今のチームに託したモノ、それは県大会での勝利である。託されたモノを背負って戦うことも強さになると思う。勝利への執念を持って開誠館中学野球部の新たな歴史を作ってほしい・・・。

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平成30年度浜松地区中学校夏季総合体育大会野球競の部 三回戦結果報告

平成30年度浜松地区中学校夏季総合体育大会野球競の部

【三回戦】 与進3-4×開誠館 〇 【開】山田-鈴木(悠) 【本塁打】仲野 【二塁打】安川

 

【戦評】

 やはりドラマは最終回に待ち受けていた・・・。

 与進中、先攻で試合はスタートした。一回表、四球、WP、ヒットで一死一三塁のピンチを迎え、四番打者のセカンドゴロダブルプレー崩れの間に三塁走者がホームイン。早々に一点を先制される。

 一回裏、開誠館の攻撃。一番仲野(三年:豊田東小出身)が打った瞬間、それとわかるレフトフェンス越えの同点本塁打を放ち、立ち上がりの嫌なムードを断ち切る。その後、五番神田(二年:浅間小出身)の内野安打や二つの四球から無死満塁と攻め立てたがあと一本が出なかった。しかし、試合の入りとしては先制されてもすぐに同点に追いつき、さらにチャンスを作ったことで開誠館が序盤の試合の流れを掴むことになった。

 序盤の三回終了時点で1-1の同点だったが、開誠館が押していた。チャンスは作るものの、いい当たりが野手の正面に行ったり、内野手のファインプレーによって潰されており、少しツキがない感じだった。

 四回表、与進中の攻撃。先頭の四番打者が左中間に二塁打を放ち無死二塁。五番打者が送り一死三塁。六番打者が痛烈なセカンドゴロを放つが、セカンドの神田は難なく処理し、ワンステップで素早くバックホームした。コリジョンルールがあるため、捕手はホームベースの前で走路を開けて捕球し、滑り込んできた三塁走者にタッチしたがこれがセーフの判定。完全にアウトのタイミングだった。送球が少し右にそれたことで追いタッチになったことがセーフの判定をもたらしたのか・・・ツキのなさは少しずつ開誠館の流れを奪っていった・・・。

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 七回表、与進中の攻撃。一死から九番打者が四球で出塁。次の一番打者はレフト前安打を放ち一死一二塁のピンチを迎える。続く二番打者もレフト前安打を放ち、二塁走者は本塁へ突入。これを開誠館は正確な中継でホームタッチアウト。追加点を防いだ。二死一二塁。しかし、喜んでいたのも束の間で、次の三番打者にはレフト線にポテンヒットを放たれ、二塁走者がホームイン。3-1とリードを広げられた。しかし、そこで開誠館にとっては流れを引き寄せる大事なプレーが見られた。それは、一塁走者を二三塁間で挟みスリーアウト目を奪ったことだ。なぜなら、二塁打を放っている次の四番打者と勝負する必要がなくなり、さらにピンチのイニングの割には守りの時間が短く、最終回、攻撃に向かう体力や集中力を必要以上に奪われなかったからだ。そして何より何度も何度も練習で反復していたことが、ここ一番で相手の勢いを止めるプレーになった・・・。最終回、何かが起こる・・・。

 七回裏、開誠館の攻撃。先頭の八番安川(三年:白脇小出身)が右中間に二塁打を放ち出塁する。反撃ののろしだった・・・。続く九番野中(三年:白脇小出身)もセンター左に安打を放ち続いた。無死一三塁。そして、一番仲野のセンター前安打でまずは1点差に詰め寄り3-2。一死も取られず、三連打で一点差に詰め寄り中軸打線を迎える理想的な展開。押せ押せの流れがサヨナラの雰囲気を作り出していた。一死後、三番馬場(三年:白脇小出身)が死球で満塁。四番鈴木(悠)(二年:新津小出身)はフルカウントまで粘り、押し出し四球で3-3の同点。ついに追いついた。そして、この時、一瞬、与進中にスキが生まれた・・・。下河邉監督がこの隙を見逃すわけはなく、同じように五番神田もその隙を突いてサヨナラ安打で試合を決めたのである。

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 リードを広げられ迎えた最終回は、下位打線からの攻撃だった。代打の選択肢もあったと思う。しかし、下河邉監督は三年生の“思い”を信じ、代打を送らなかった。そして、三年生は監督の“信頼”に気持ちで答えた。二年半、監督と選手が本気でぶつかり合ってきたという固い絆が今回の勝因になったと思えてならない。

 監督は以前、私にこう言ったことがある。「選手がいくら体力や技術があっても本番で生かせられなければ試合には勝てない。本番で活躍できる選手を育てなければ・・・」と。その信念の元、だからこそ選手と本気でぶつかってきたのだと思う。今まさに選手が本番で思う存分、力を発揮しているところである・・・。

 次戦の準々決勝は7月14日(土)第2試合浜北北部中と対戦する。場所は天竜球場。勝って気持ちよく、二年連続県大会出場を決めようではないか。

平成30年度浜松地区中学校夏季総合体育大会野球競の部 二回戦結果報告

平成30年度浜松地区中学校夏季総合体育大会野球競の部

【二回戦】 中部4-6開誠館 〇  【開】山田、馬場-鈴木(悠) 【三塁打】馬場2、山田

 

【戦評】

 二年連続のシード権を勝ち取って臨んだ今夏初戦。相手は前日、舞阪中を6回コールドで勝ち上がって勢いになる中部中。苦しい戦いになることは想定されていたが、さらに“負けたら終わり”という重圧も夏の初戦には大きくかかってくる。開誠館にとっては、この初戦がどの試合よりも厳しい試合になると思った。力があるチームでも夏の初戦を勝つのはとても難しいと言われている。事実、高台や浜松北部などの実力校が初戦(二回戦)で敗退している。それだけ、三年生にとって二年半という積み重ねの時間は、いつも通りの動きをさせづらくしてしまうほど軽くないのだと思う。

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 1回表、開誠館の攻撃。一死から二番山田(三年:浜松北小出身)が四球で出塁し、三番馬場(三年:白脇小出身)がレフト前安打でつなぎ、一死一三塁。四番鈴木(悠)(二年:新津小出身)のサードゴロの間に三塁走者山田が生還し、早々に先制点を上げた。3回表にも二死から二番山田、三番馬場の連続安打で二点目を追加。2-0。本来ならば、二点先制、リードしている序盤は開誠館が試合の流れを掴んでいる状況なのだが、重苦しい空気を感じながら3回の裏、中部中の攻撃を迎える。

 3回裏、中部中の攻撃。先頭の九番打者から三人連続で四死球を与え無死満塁。三番打者にスクイズを決められ、一点を献上。続く四番打者はセンターに大飛球を放ったが、野中(三年:白脇小出身)が背走でギリギリ好捕し、三塁走者タッチアップで2-2の同点。

 5回表、開誠館の攻撃。一番仲野(三年:豊田東小出身)がレフト前安打で出塁し、二番山田の内野安打で無死一三塁。三番馬場がこの日二本目の三塁打をライト越えに放ち二点を勝ち越し。4-2。一死から五番神田(二年:浅間小出身)がサードゴロを放つも、三塁手がホームに悪送球で5-2。今度こそ“いい流れを”と思ったが、中部中の諦めない気持ちが、試合の流れを開誠館に掴ませなかった。

 5回裏、中部中の攻撃。先頭の一番打者がレフト前安打で出塁し、その後二本のヒットを集められ二点を奪われた。なおもピンチは続いたが、主戦の山田をリリーフした馬場が、七番打者を三振で仕留め何とか踏ん張った。5-4。

 7回表、開誠館の攻撃。先頭の二番山田がセンターオーバーの三塁打を放ち、無死三塁。一死から六番鈴木(諒)(二年:砂丘小出身)のサードゴロの間に三塁走者が生還。6-4。三度突き放した。いつもならこの一点で安心して最終回を迎えられるのだが今回はやはり違った。

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 7回裏、中部中の攻撃。先頭の二番打者をセカンドゴロに仕留め一死をとったが、続く三番打者がレフト前安打で出塁すると四番、五番に連続四球を出し一死満塁という大きな山場を迎えた。六番打者の結果次第でこの試合の勝敗がどちらに転ぶかが見えてくる。そう思った。注目の初球、馬場はストライクをスッととった。四球が続いた後の初球に打者の反応は確かになかったが、強攻してくることに疑うことはなかった。なぜならここから下位打線に入るからだ。二点差で満塁、六番打者ならこの打者の一振りに期待すると思う。あるいは四球が続いている投手なら押し出し四球も考えられる。一点差に詰め寄ってなお一死満塁が攻撃側の理想だろう。しかし、中部中はあの状況でスクイズを仕掛けてきた。もし仮に完全ノーマークでやられたとしたら、ミスの出る確率はグッと上がる。ましてやバウンドの弾み方やボールの転がる方向によっては慌ててしまう可能性も十分にあった。普通に処理したとしても一点差に詰め寄られ二死二三塁。一打サヨナラの場面という重圧が守備側にのしかかり、さらに一番嫌なのは試合の流れ、雰囲気がサヨナラの押せ押せになることで、下位打線の打者に力を与えてしまうことだ。あとあとそういうことを考えた時に、バッテリーがスクイズを外したという、ゾクッとするようなベンチワークがこの試合の勝因の一つだったのではないかと思うのである。

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 4回からリリーフしていた馬場は猛暑の中、打って、投げて、走ってと体力は限界だったと思う。何度となく膝に手をつくしぐさは私は初めて見る光景だったが、馬場にとっていかに過酷な状況であったかは、察するに十分すぎるほどだった。それでも馬場はマウンドに立ち続けた・・・。選手はもちろんのこと、あの場にいた開誠館の勝利を願っていた人たちみんな、『馬場、がんばれ。もう少しだ』と念じていたに違いない。私は、みんなのその思いに応えた馬場の気概に感服した。背番号の重みと責任を彼は背負ってプレーしているのだと改めて感じたのである。 

 次戦、7月7日(土)相手は与進中。厳しい戦いはまだまだ続くが『全力プレーあるのみ』だと思う。“自分たちのやってきたことを疑うな、信じろ” 彼らに、そうエールを送る・・・。