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中学野球

第12回レワード杯浜松地区中学校野球大会 三回戦・準々決勝結果報告

第12回レワード杯浜松地区中学校野球大会

【三  回  戦】与  進1-2開誠館 〇    【開】山田-鈴木(悠) 【二塁打】仲野、鈴木(悠)

【準々決勝】浜北北部1-0開誠館 ●  【開】山田-鈴木(悠)

 

【戦評:与進戦】

 前回の二回戦は打撃好調で大勝した。しかし、得てして次の試合は打てずに苦しむケースはよくある。振れていることでオーバースイングになってしまったり、力みにつながったりなど原因は色々考えられるが、今回の三回戦は、まさにそれにあたる苦しい試合だった。

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 三回裏、開誠館の攻撃。先頭の9番野中(三年:白脇小出身)が四球で出塁すると、盗塁、送りバンドで一死三塁とし、二番松下(習)(三年:白脇小出身)の時に、捕手がボールを少し右にはじいたのを見て三塁走者野中が生還、無安打で1点を先制した。

 四回表に同点に追いつかれた後の、五回裏、開誠館の攻撃。1番仲野(三年:豊田東小出身)が左中間にヒットを放ち、大きくオーバーランをとった後、与進のちょっとした中継の乱れを突いて二塁を奪った。無死二塁。二番松下(習)はしっかりと送りバンドを決め、一死三塁。そして3番馬場(三年:白脇小出身)がしぶとくセンター前にはじき返し、これが決勝点となった。

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 下河邉監督は常々「好投手から打って点を取って勝つのは難しい。だからこそ、守備と走塁が重要だ。」と言ってきた。この試合は守備では三塁手の安川(三年:白脇小出身)、捕手の鈴木(悠)(二年:新津小出身)、右翼手の松下(習)の好捕があり、チームとしても無失策で攻撃のリズムにつなげることができた。走塁では9番野中や仲野が相手守備のスキを突いた走塁を見せ、得点につなげた。練習で意識して取り組み、積み重ねてきたものを公式戦で見せることができたのは、夏に向けて大きな財産となった。

 一方で、準々決勝の浜北北部戦では、完封され、チームとして課題を残した。本番まであと一カ月。昨年度のチームの実績を超えられるよう、しっかりと練習を積み重ね、夏の大会での活躍を大いに期待するのである。

第12回レワード杯浜松地区中学校野球大会二回戦結果報告

第12回レワード杯浜松地区中学校野球大会

【二回戦】 新居1-8×(五回コールド)開誠館 〇  【開】山田-鈴木(悠) 

                          【本塁打】山田 【二塁打】仲野、谷口

 

【戦評】

 4月に新入生が入部し、二、三年生には、いい刺激となった一カ月だったと思う。練習試合でも選手交代は目まぐるしく行われ二、三年生は上級生としての結果を求められた。一年生は本気でレギュラー獲りを狙い、チーム内での競争は激しさを増した。そんな中で迎えた初の公式戦だった。

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 1回裏、開誠館の攻撃。二死から3番馬場(三年:白脇小出身)が死球で出塁すると、4番鈴木(諒)(二年:砂丘小出身)がレフト前安打、5番山田(三年:浜松北小出身)がセンター前安打を放ち、簡単に先制点をあげた。続く6番谷口(一年:城北小出身)もレフトオーバーの二塁打を放ち、さらに二点を追加したが、走者の本塁空過をアピールされ、このイニングは一点にとどまった。

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 3回表に新居に同点にされたが、4回裏の開誠館の攻撃が凄かった。一死から5番山田が左中間に本塁打を放ち勝ち越し、2-1。二死から7番鈴木(悠)(二年:新津小出身)、8番安川(三年:白脇小出身)、9番野中(三年:白脇小出身)の三連打で満塁とし、1番仲野(三年:豊田東小出身)がレフトオーバーの二塁打、2番松下(習)(三年:白脇小出身)がセンター前安打で続き、5連打で4点を挙げる猛攻を見せ、6-1。新居の選手たちに与えたダメージはかなり大きく感じた。

 5回裏にも6番谷口、8番安川の安打で二点を追加し、結局、11安打8得点五回コールドで圧勝した。

 この結果は、チーム内で切磋琢磨した結果であり、大きな意味を持つと思う。

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 三回戦は5月19日(土)第二試合、相手は与進中である。まだまだ発展途上のチームだけに、夏の大会に向けての大きな経験に次の試合もしてほしいと思う。

 

第35回全日本少年(中学)時之栖トーナメント軟式野球浜松ブロック大会結果報告

第35回全日本少年(中学)時之栖トーナメント軟式野球浜松ブロック大会

【1回戦】 雄踏0-9(5回コールド)開誠館 〇 【開】山田-鈴木(悠) 【二塁打】馬場

【準決勝】 高台3-2(延長8回 特別ルール)開誠館 ● 【開】山田-鈴木(悠)

 

【戦評:高台戦】

 勝てば二年連続で県大会出場が決まる大一番。相手は浜松支部の準決勝であたっている高台だった。前回は2-0と快勝しているが、チーム力は互角で、試合の展開次第で勝敗が決するような、当然気の抜けない相手である。

 4回表、高台の攻撃。3番打者がピッチャー強襲のヒットを放ち、無死一塁。4番打者が送りバンドをしたが、二塁へのフィルダースチョイスがあり無死一二塁。5番打者が送り一死二三塁。6番打者のファーストゴロの間に三塁走者がホームイン。1点を先制される。

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 開誠館は四球やヒット、盗塁などを絡めて再三にわたりチャンスを作ったが、あと一本が出ず6回終了まで得点をあげられず、1-0で最終回の攻撃を迎えた。

 7回裏、開誠館の攻撃。先頭の5番山田(三年:浜松北小出身)が四球で出塁し無死一塁。6番の鈴木(諒)(二年:砂丘小出身)がしっかり送り一死二塁。7番神田(二年:浅間小出身)がファーストへ進塁打を放ち、二死三塁で8番野中(三年:白脇小出身)を迎えた。打ち取られれば試合終了という場面で、野中はツーストライクと追い込まれながらもボールに食らいつき何度もファールで粘りを見せた。そして粘ること8球目、当たり損ねの打球がショートへ飛んだ。野中は一塁ベースに飛びつくようなヘッドスライディング。相手ショートも精一杯のプレーで一塁へ送球したが、間一髪セーフで内野安打。土壇場で追いついた。

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 8回からすぐに特別ルールが適用された。無死満塁からのスタートである。最終回に追いつき、打順も1番からの攻撃、特別ルールの戦いも浜松支部の予選で経験があることから試合展開、流れ、勢いは完全に開誠館にあると思った・・・。

 8回表の高台の攻撃は2点をあげ、3-1。最低限の所でおさまった。

 8回裏、2点を追う開誠館の攻撃。一死満塁から2番松下(習)がセンター右にタイムリーヒットを放ち3-2。一点差に詰め寄り、なおも満塁。3番、4番と中軸に任せる最高の形となった。お互い“負けられない”という強い気持ちがぶつかり合った見どころのある勝負となったが、結果、抑えられ惜敗した。

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 二年連続で春の県大会出場はならなかったが、チームの成長と課題が明確になり、収穫のある大会だったと思う。この後はレワード大会を挟んで夏の大会を迎える。新戦力としての一年生も入ってくる。お互いに切磋琢磨しチーム力をもっともっと向上させ、夏の大会に爆発してほしいと期待するのである。

平成30年 全日本少年軟式野球浜松支部予選大会優勝報告

平成30年 全日本少年軟式野球浜松支部予選大会

【準々決勝】 浜松北部0―4浜松開誠館(8回特別延長) 〇  【開】山田―鈴木(悠)

                               【二塁打】山田2、馬場

【準  決  勝】 高台0―2浜松開誠館 〇  【開】山田―鈴木(悠) 【二塁打】馬場

【決  勝】 中郡1-3浜松開誠館 〇  【開】馬場―鈴木(悠) 【二塁打】馬場

 

【戦評:対高台戦】

 前日行われた準々決勝で浜松北部を8回特別延長の末、4対0で勝利し、4月に行われるブロック大会に二年連続で出場を決めた。今日は順位決めということで選手たちのモチベーションが気がかりだったが、余計な心配はいらなかった。

 0対0で迎えた6回表、開誠館の攻撃。先頭の3番馬場(二年:白脇小出身)がライトオーバーの二塁打を放ち無死二塁。送りバンドが決まり一死三塁で、5番山田(二年:浜松北小出身)の時にパスボールがあり、まずは1点を先制した。その後、二死無走者となったが、6番野中(二年:白脇小出身)が四球で出塁すると、7番神田(一年:浅間小出身)、8番安川(二年:白脇小出身)の連続安打で二死満塁と再びチャンスを作り出した。そして9番鈴木(諒)(一年:砂丘小出身)が三連打となるタイムリーヒットをライトに放ち、2点目を奪った。

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 先発した山田は連投となったが、昨日と同じく抜群の安定感で打者をテンポよく打ち取り、3試合連続完封を達成した。打線も連日の好投手との対戦だったが、終盤に集中打が出て得点につなげ、投打のバランスがかみ合って勝利した。その勢いは次の決勝戦でも見られ、二年連続で春の浜松支部の1位となり、次のブロック大会へ出場することとなった。

 大会を通じてチームは成長を遂げた。しかし、それは新チーム発足当初から地道に積み重ねてきた一日一日が土台にあってのことだ。正しい練習の積み重ねはチームを強くしてくれる。公式戦に勝ち続けたことで成長を実感できたに違いない。

 次のブロック大会も勝ち抜くことは簡単ではないが、是非勝ち抜いて今年も県大会出場を果たしてほしい。越えなければいけない壁はその先にあるのだから・・・。

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平成30年 全日本少年軟式野球浜松支部予選大会三回戦結果報告

平成30年 全日本少年軟式野球浜松支部予選大会

【三回戦】 新津0―2浜松開誠館 〇  【開】山田―鈴木(悠) 【本塁打】馬場 【二塁打】仲野

 

【戦評】

 今大会も昨年の大会に引き続き、特大のホームランが飛び出し、それが決勝点となった。打った3番馬場(二年:白脇小出身)は打った瞬間、ホームランになることを確信し、右腕を高々と上げダイヤモンドを一周した。3回表に先制の好機を潰した後だけに、4回表に飛び出したこのホームランはとても価値ある一発となった。

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 3回表の開誠館の攻撃は、四球、ライト前ヒットで無死一二塁だった。次打者が初球、送りバンドの構えをした所、新津中の三塁手が二、三歩前に出てきたのを見て、二塁走者は次の二球目に単独で三盗を試みたが憤死。絶好の得点のチャンスを潰すことになった…。

 二塁走者は周りを見て判断ができる選手がゆえに起こしてしまったミスだと思う。相手の三塁手のスキのある動きにすぐに気づき、行動に移したのだと思う。

 この場合、単独で動くには成功率100%の確信が欲しい。無死の走者でしかも二塁走者。先制点をとって試合の流れを優位に進めたい。その絶好のチャンス。失敗は絶対に許されない。相手三塁手が前に出て三塁ベースが空いたとはいえ、二、三歩だったことを考えると、捕手からの送球を受けベースに十分戻れる距離。仮に三塁手が完全に前に突っ込んで行ってもピックオフや二塁牽制のフェイクの可能性も否定できないので、遊撃手の動きにも注意を払う必要がある。100%の確信を持つということはあらゆる可能性を潰してからでないと持つことはできない。それだけ慎重さが求められるのだ。しかし、今回の失敗はチームに大きな「経験値」としてプラスされるに違いない。

 5回表、開誠館の攻撃。一死二塁から1番仲野(二年:豊田東小出身)がレフトオーバーの二塁打を放ち2-0。貴重な追加点となった。ストレート1本に絞り、狙い澄ましたかのような痛烈な一撃だった。この二試合、特に感じることだが打撃で結果を出している選手は、打てるボールをしっかりと待って振っている。上下左右、厳しいボールをただやみくもに振り回している選手は結果が伴っていないと思う。冬場に振り込み、身につけた力を発揮するには、打てるボールを「積極的に待つ」姿勢が必要だろう。

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 先発した山田(二年:浜松北小出身)は7回を被安打3、7奪三振で完封した。力みがなくテンポの良い投球で、わずか二点差がセーフティーリードに感じられるほど安定感があった。先制した後の守りのイニングでは、捕手に「この回、大事だぞ」と声をかけるあたり、冷静さと内面的な成長を感じた。精神面で成長が見られると技術の向上や実戦においての結果が大きく変わってくる。開誠館の主戦として、今後ますますの活躍が期待できると思った。

 次の準々決勝の相手は浜松北部中。昨年の秋に県大会出場をかけた試合で、互角に戦ったが一振りに泣いた試合だった。ハードな戦いは当然、予想されるが、挑戦者として今まで取り組んできたことを積極的に見せて欲しいと思う。

  

平成29年度浜松地区中学野球ベストナインに4名選出

【受賞者】     

①牧大介(砂丘小出身) ⑥増谷匠馬(浜松東小出身) ④石野創大(瑞穂小出身) ②増田大和(浜松北小出身)

 

【受賞選手紹介】

①牧大介

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 開誠館の主戦として活躍。幾度となくチームを勝利に導いた。肘の使い方が上手で腕をしなるように投げ、切れのあるボールを投げ込むのが特徴。完全試合も達成しているが、私が一番印象深い試合として残っているのは創部初出場を果たした県大会一回戦。敗戦投手となった試合だったが、気迫の投球でマウンドに立ち続ける姿に感動すら覚えた。最終回、サヨナラを阻止してマウンドから降りてくる 姿に、投手の孤独さと過酷さを感じ、とても胸が熱くなった。高校でまた雄姿を見たいと思える選手の一人である・・・。

 

⑥増谷匠馬

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 中1の時に入部してきた増谷の最初のスイングを見て驚いたのを覚えている。とてもきれいなスイングで教える所が何一つないな、という印象だった。中3の時にはパワーも備わり、ある日、私はバッティングセンターで増谷が偶然打っているところを見て、最初、高校生が打っていると勘違いするほどだった。野球に真摯に向き合う姿は、他の選手の模範となり、チームにいい影響を与え続けたと思う。どんな選手に成長していくのか・・・今から楽しみの一つである。

 

④石野創大

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 石野の魅力はスピード感あふれるプレーである。捕ってからスローイングに移るまでの速さ、バットスイングの速さ、足の速さ・・・そして、優れた判断力を持った選手である。石野を見ていると、開誠館中学野球部OBの山下という選手と重なって見てしまう。大学進学後もそのスピードと判断力が評価され大学一年生の頃から活躍した選手だったが、石野にも持ち味のスピードに磨きをかけ活躍してほしいと思う。私自身、スピード感のない選手だったので、自分にないものを持っている選手に憧れや期待感を強く持ってしまうのである。

 

②増田大和

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 増田の魅力はやはり打撃センスのよさだろう。打撃技術は高く、それを証明した打席は、浜松支部予選大会の決勝で放った特大のホームラン。この一打の凄さは、インコース低めのボールをライト線に放ち、真っすぐそのまま切れずに飛んだことにある。普通なら切れてファールになってしまうところだが、高い打撃技術を証明するもの凄い一打だった。増田が打席に立つと何とかしてくれそうなそんな期待をさせてくれる選手で、私は増田の打席を毎回見るのが好きだった。高校でも見ている人たちを魅了する打撃をしてほしいと思う。

 

 昨年に引き続き、二年連続で開誠館中学野球部から浜松地区のベストナインが選ばれ大変誇らしく感じる。しかも今年度は4名も選出された。他の中学にも良い選手は多くいると思うが、技術だけではなく、野球に打ち込む姿勢や人間性、学校生活など様々な部分で一年間通じて周囲の方々が評価してくださったのだと思う。そこにこの賞の価値があると私は感じている。彼らが評価されるということは、すなわち開誠館中学野球部の活動が評価され、後輩たちにも大きな励みになる。この価値ある賞を来年度もまたもらえるように頑張ってほしいと思う。

 

平成30年 全日本少年軟式野球浜松支部予選大会二回戦結果報告

平成30年 全日本少年軟式野球浜松支部予選大会

【二回戦】 庄内3―10×(六回コールド)浜松開誠館 〇 【開】山田―鈴木(悠) 

                              【本塁打】山田2【二塁打】馬場、神田

【戦評】

 昨年はこの大会で優勝し浜松支部1位としてブロック大会に進出。ブロック大会でも優勝し創部初の県大会出場を決めた思い出深い大会である。目標はもちろん連覇。この二回戦は10-3のコールド発進で好スタートを切った・・・と言いたいところだが、内実苦しかった。「負け試合でした」試合終了後の下河邉監督の第一声がそれを物語っていた・・・。

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 1回裏、開誠館の攻撃。二番松下(習)(二年:白脇小出身)がセンター前にクリーンヒットを放ち出塁するも後続が断たれ無得点。庄内の先発投手は右のスリークォーターだが、クセ球でクイックを織り交ぜながら投げてくるので、打者が的を絞りにくそうだった。ハマると厄介だな、という印象とともに苦戦するかもしれないという予感すら感じるほどだった。

 2回表、庄内の攻撃。五番打者がライトフェンスオーバーのソロ本塁打を放ち先制される。さらに4回表にはショートゴロのイレギュラーヒットで出塁した走者を一塁に残し、またもや五番打者がセンターにランニング本塁打を放ち、3-0と大きく差を開かれてしまう。試合の流れ、勢いはもちろん庄内にあり、ツキのなさも感じざる得ない展開。開誠館の選手たちが焦りを感じながらプレーをしていくことになれば、まさに“ハマった”負け試合となる。

 4回裏、開誠館の攻撃。先頭の三番馬場(二年:白脇小出身)が一塁線を抜く鋭い打球を放ち、無死二塁。この馬場の打席は、みんなが「嫌な空気を変えてくれ」と期待していた打席だったと思う。その思いに応える見事な一打となった。みんなの思いが込められたプレーが生まれたのだから、このイニングに是が非でも点を取らなければ・・・そう思った。

 二死二塁となって六番野中(二年:白脇小出身)。ボテボテのショートゴロだったが、一塁にヘッドスライディング。内野安打をもぎ取った。気持ちのつながりが打線のつながりを生む。そして、二死二三塁から七番神田(一年:浅間小出身)が右中間を抜く二塁打で二点を返し、3-2。みんなの思いで、作り出したこの二点は6回裏の開誠館の猛攻撃の布石となる。

 5回表、6回表の庄内の攻撃をいずれも三者凡退で簡単に終わらせた。流れは完全に開誠館にあった。

 6回裏、開誠館の攻撃。残り二イニングでチャンスは必ずある。そう思っていた所に5番山田(二年:浜松北小出身)がライトに同点本塁打を放った。ベンチにいた選手たちが山田にアドバイスを送った直後だった。ベンチにいた選手たちが正しいアドバイスを送り、そのアドバイスを信じ実践する。これぞチーム力ではないか・・・。そして、ここから猛攻が始まった。 一死から7番神田がレフト前にヒットで出塁。8番安川(二年:白脇小出身)が四球、暴投で二三塁。9番鈴木(諒)(一年:砂丘小出身)がスクイズで、三塁走者、神田の好スライディングもあり、ホーム、一塁ともにセーフで4-3の勝ち越し。1番仲野(二年:豊田東小出身)のサード前セーフティーをサードが一塁へ暴投で5点目。二番松下のセンター前ヒットで二点を追加し7点目。三番馬場のセンター前ヒットで8点目。そして打者一巡し、五番山田のこのイニング二本目の本塁打がライトにツーランホームランとなり10-3。コールドゲームが成立した。

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 チーム作りにおいて監督がこだわっているものの一つにチーム内の「会話」がある。サイレントで試合をさせたこともあった。選手たちは会話のない窮屈さを感じたと思う。会話をすることでチーム内の意思の確認や統一、気持ちのつながりを生む。それがチームのまとまりとなり、力として発揮される。取り組んできたことが結果となって表れた試合だった・・・。

 次戦の三回戦は3月10日(土)第二試合目。相手は新津中で場所は天竜中グランドで行われる。取り組んできたことはまだまだあるが、一つひとつ成長した姿として見せてほしいと思う。

 

 

平成29年度一年生大会 結果報告 

平成29年度一年生大会

【第一試合】 浜松東部0―7×浜松開誠館 〇 (五回コールド) 【開】松下(歩)―鈴木(悠) 【二塁打】鈴木(悠)

 浜松開誠館出場メンバー

 1番 投 手 松下(歩)(入野小出身) 2打数0安打 1四球 得点1

 2番 三塁手 太田(浅間小出身) 2打数0安打 1四球 

 3番 遊撃手 神田(浅間小出身) 3打数1安打 得点1

 4番 中堅手 鈴木(諒)(砂丘小出身) 3打数2安打 打点2 得点2

 5番 捕 手 鈴木(悠)(新津小出身) 3打数1安打 打点2 得点1

 6番 一塁手 古山(芳川小出身) 3打数1安打 打点2 得点1

 7番 二塁手 氏原(浜松北小出身) 1打数0安打 1四球

 8番 右翼手 牧(砂丘小出身) 2打数1安打 得点1

 9番 左翼手 松山(相生小出身) 2打数0安打

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【第二試合】 引佐南部1―5浜松開誠館 〇  【開】氏原―鈴木(悠)  【三塁打】神田 【二塁打】神田、鈴木(諒)

 浜松開誠館出場メンバー

 1番 二塁手 松下(歩)(入野小出身) 3打数1安打 1四球 得点1

 2番 三塁手 太田(浅間小出身) 3打数2安打 1四球 得点1 

 3番 遊撃手 神田(浅間小出身) 3打数2安打 打点2 得点1 犠打1

 4番 中堅手 鈴木(諒)(砂丘小出身) 2打数2安打 2四球 打点1 得点2

 5番 捕 手 鈴木(悠)(新津小出身) 3打数2安打 打点1 

 6番 一塁手 古山(芳川小出身) 3打数1安打 打点1 犠打1

 7番 投 手 氏原(浜松北小出身) 2打数0安打 2四球

 8番 右翼手 牧(砂丘小出身) 3打数0安打 犠打1 

 9番 左翼手 松山(相生小出身) 4打数1安打

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 以上の結果、ブロック優勝を果たし、来年度の新人戦シード権を獲得した。投手から野手へ、野手から投手への声掛けが頻繁にみられ、よくまとまって戦えていた。楽しそうに試合をしている一年生の姿がとても印象的だった。野球は面白くて、楽しいスポーツだということを毎年、この一年生大会が思い出させてくれる・・・。

 

 

平成29年度浜松地区中学校秋季野球大会兼静岡県選抜野球大会浜松地区予選 準々決勝結果報告

平成29年度浜松地区中学校秋季野球大会兼静岡県選抜野球大会浜松地区予選

【準々決勝】 浜松北部3―0浜松開誠館 ●  【開】山田―鈴木(諒) 【三塁打】馬場 【二塁打】神田

 

【戦評】

 勝てば来春3月に行われるSBS静岡県大会の出場が決まる。昨年はこの準々決勝で惜しくも敗退し今年こその思いがあった。

 序盤から浜松北部は失策や四球に乗じて好機をつかみ、4回まで毎回スコアリングポジションに走者を進め、あと一本が出ない状況が続いた。一方開誠館は、3回まで完璧に抑えられていた。4回に二死から三番馬場(二年:白脇小出身)がセンターオーバーの三塁打をチーム初安打として放つも後続が断たれ0―0の均衡が続いていた。一見、浜松北部に序盤から押されているようにも見える展開だが、四球と失策の差によるものだった。4回終了時点で浜松北部は無安打、開誠館は一安打。一点を争う投手戦になっていた。

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 5回表、浜松北部の攻撃。一死から八番打者がサードのグラブをはじく安打で出塁。九番打者は四球で一死一二塁。得点圏に走者を進められたのは五イニング連続となった。さらに下位打線で走者をためられ、上位打線を迎えるという大量点をとられる必勝パターンになってしまう。そう考えると一点を争う展開で九番打者への四球はとても痛かった・・・。先発した山田(二年:浜松北小出身)は一番打者を捕手フライに抑え二死までこぎつけたが、二番打者には四球を与え、二死満塁となって三番打者を迎えた。

 注目した三番打者の初球。なぜなら四球後なので打ち気できているのか、逆に四球の後で満塁なのでじっくり見に来ているのか、打者の心境を探れるからだ。ファーストストライクを三番打者がスッと見送った。じっくり見に来ている・・・。そう思った。悪く考えれば消極的ともいえる。このような場合は、ストライク先行で追い込むに限る。消極的な打者はツーストライクに追い込まれるとストライクゾーンを広く取って積極性が増し、ボール球にも手を出してくる。積極性の増している打者にストライクはいらない。そして、山田は簡単にツーストライクをとった。初球、変化球で打者の様子を探り、ボールを見に来ていると見るや二球目をストレートでツーストライクをとったあたり、今までの経験を活かした素晴らしい投球だった。この勝負、開誠館バッテリーが一枚上・・・と思った時、山田は三球目の変化球をストライクゾーンに投げてしまった。おそらくストライクゾーンからボールになる低めのボールを狙ったと思われるが、失投になってしまった・・・。三番打者は強振し、フラフラっと上がった打球はライト線へ・・・。ライトの松下(習)(二年:白脇小出身)は必死に飛びつくもあと数センチ届かなかった。ボールが点々と転がる間に一塁走者もホームインし、一挙三点を奪われてしまう。

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 結局、この五回表の三点が勝負を決した。六回、七回と三者凡退に抑え、後半ようやくいいリズムを作った。攻撃も四回から七回まで連続して走者を出し、前半と後半では試合の流れは逆転していただけに悔やまれる失投となった。

 公式戦の勝敗は選手を、チームを大きく成長させてくれる。勝った喜びが自信に、負けた悔しさが成長の糧になるからだ。このチームはまだまだ経験も浅く若い。「練習をやればやるだけ強くなるチーム」となって、来夏に成長した姿を見せて欲しい。

 

平成29年度浜松地区中学校秋季野球大会兼静岡県選抜野球大会浜松地区予選二、三回戦結果報告

   平成29年度浜松地区中学校秋季野球大会兼静岡県選抜野球大会浜松地区予選

【二回戦】 麁玉0-5開誠館 〇  【開】山田-鈴木(悠) 

                  【二塁打】馬場、松下(習)、鈴木(諒)

【三回戦】 浜名2-7開誠館 〇  【開】山田-鈴木(悠) 

                  【本塁打】馬場 【二塁打】馬場2、山田、鈴木(諒)、野中

 

【戦評:対浜名戦】

 勝てば二年連続ベスト8入りが決まる。麁玉戦では主戦山田(二年:浜松北小出身)が無四球完封し、前回の敗戦から成長した姿を見せてくれた。前日からの連投となった今回、やはり山田の出来が心配だった。

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 1回表、浜名中の攻撃。先頭打者にいきなり死球を与え、無死一塁。二番が送り一死二塁。三番打者がセンター前ヒットで一死一三塁となる。四番打者にも死球を与え、一死満塁となったが、五番打者をライトフライに打ち取り、二死までこぎつけた。しかし、六番打者に押し出し四球で一点を、七番打者の時にボークをとられ、二点を献上した。ボール自体も麁玉戦のようなキレや力強さもなく、一人相撲で二点を献上してしまったという精神状態も考えると出来は最悪だった。前日とはまるで別人の山田を目の当たりにし、連投の難しさを感じていた時、選手たちはこのいきなりの勝負所にタイムをかけマウンドに集まっていた。前回の敗戦との違いは、山田を孤立させなかったことにある。ベンチにいる選手たちも一生懸命声をかけていた。このイニング、二点に抑えられたという“奇跡”はチームワークが作り出したものに他ならない。そう思った。

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 1回裏、開誠館の攻撃。二死から三番馬場(二年:白脇小出身)が左中間を抜く二塁打を放つ。四番安川(二年:白脇小出身)は四球でつなぎ、五番山田がライトオーバーの二塁打を放ち二死から一点を返した。一塁走者の安川はホームでタッチアウトになったが、ベンチから出た言葉は前向きな言葉だった。そして、すぐに一点差に詰め寄れたのはこの後の試合展開に大きな意味を持つことになる。

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 3回表、浜名中の攻撃。先頭の二番打者がレフトの頭を超える打球を放ち、三塁を狙った。しかし、センターの野中(二年:白脇小出身)が回りこみ、バックアップ。ショートを中継し三塁タッチアウトをとった。レフトに上がった打球を全力で追いかけカバーに走っていたからこそのプレーだった。こういう所に普段の練習の取り組む姿勢を見てとることができる。

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 野中は中学に入学してから野球を始めた。小学校の時に経験者が集まる開誠館中学野球部にあってレギュラーの座を勝ち取るのはそんなに容易なことではない。野中が今まで真摯な練習態度でコツコツ積み重ねてきたものが、この大事なワンプレーにすべて詰まっているように思えて仕方なかった。続く三番打者も左中間を抜く二塁打を放ったことを考えると野中の全力プレーの価値が一段と高く思える。

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 3回裏、開誠館の攻撃。一死から一番仲野(二年:豊田東小出身)がサードにラッキーなヒットで出塁する。二番松下(習)(二年:白脇小出身)が送り二死二塁。三番馬場はベンチの期待に応え、センターの頭を超える同点二塁打。またもや二死からの得点だった。四番安川、五番山田が連続四球で繋ぎ、さらにチャンスを広げる。そして、二死満塁から六番鈴木(諒)(一年:砂丘小出身)は左中間を抜く二塁打を放ち、これが逆転のタイムリー二点二塁打となった。4-2。

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 5回裏には三番馬場が浜北北部中のライトフェンスを優に超える特大ソロホームランを放ち、6回裏にも二番松下(習)がセンター右にダメ押しの七点目となるタイムリーヒットを放ち、7-2と快勝した。

 先発した山田は最後まで良くなることはなかったが、粘り強い投球で完投した。私なら初回の二点を取られた時点で投手を交代していた。初回以外にも投手を交代させたほうがいいのではないかと思えるような場面は何度もあったが、続投させた監督の親心を感じたのは私だけではなかったようである・・・。

 麁玉戦、浜名戦の二試合を通じてチーム力は格段に上がった。投手を生かすも殺すも野手次第だが、野手を生かすも殺すも投手次第なのだ。三年生が残していった財産、それはチームワークだったはずである。それを思い出したかのような二試合だったと思う。

 次戦、県大会出場をかけたタフな戦いになる。昨年を超えて見せろ!!!!そうエールを送らせてもらう…。